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平成11年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:1999-03-09
平成11年予算特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:1999-03-09

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  1. 石岡市議会 1999-03-09
    平成11年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:1999-03-09


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成11年3月9日(火曜日)                   午前10時01分開会 ◯委員長(前島守雅君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議題は、議案第1号・平成11年度石岡市一般会計予算、議案第2号・平成11年度石岡市授産所特別会計予算、議案第3号・平成11年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第4号・平成11年度石岡市簡易水道事業特別会計予算、議案第6号・平成11年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第7号・平成11年度石岡市老人保健特別会計予算、議案第10号・平成11年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計予算、議案第11号・平成11年度石岡市霊園事業特別会計予算、議案第12号・石岡市霊園事業特別会計条例を制定することについて、以上であります。  付託案件説明のため出席した者及び本日の審査範囲につきましては、お手元に配付いたしました出席者名簿並びに審査区分表のとおりでありますので、よろしくお願い申し上げます。  なお、本日から3日間の日程で予算案の審査を行うわけでありますが、計数的な質疑については、各所管の審査においてされますよう、お願いいたします。さらに、計数に関しては、重複質疑を避けられますよう、あわせてお願い申し上げます。  また、執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては迅速かつ的確に答弁されるよう、お願いいたします。  どうぞ円滑なる審査のためご協力くださいますよう、お願い申し上げます。  それでは、これより質疑を行います。  質疑は、挙手によりこれを許します。  戸井田委員。 2 ◯委員(戸井田和之君) 改めまして、おはようございます。戸井田でございます。平成11年度の予算委員会ということで、若干、ページ数を追うとともに、主要施策並び新規事業の予算の中についてご質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、まず最初に、主要施策の中に、私もかねてより予算、決算委員会等でご質問させていただいておりますが、常磐新線の整備計画ということで、常磐新線がつくば市まで乗り入れの計画予定になっておるわけですが、さらに延伸して石岡市まで持ってくるべきだと私も考えるわけなんですが、これらが主要施策の中に述べられておりますので、平成11年度、この予算の中にはどこら辺にこの主要施策の予算が計上されているのか、まず最初にお伺いしたいとともに、予算書の中では87ページあたりが、まあ、常磐新線という言葉は出ておりませんが、そこら辺に出てくるのかどうか、まず最初にお伺いさせていただきたいと思います。 3 ◯委員長(前島守雅君) 企画課長・中村君。 4 ◯企画課長(中村 栄君) お答え申し上げます。  常磐新線の整備に関しまして、茨城県常磐新線等整備促進期成同盟会というようなものを組織してございます。この組織でございますけれども、常磐新線整備促進と、これに関連します県南あるいは県西地域の鉄道整備場の課題の解決を図って地域の振興に寄与することを目的としてというふうなことで、昭和60年に発足したわけでございます。そういう中で、現在、常磐新線の整備が平成17年度を目標に進められているわけでございます。そういう中で、私ども、常磐新線のさらなる北進をこういう同盟の中で働きかけをしていきたいという考えでございます。  以上でございます。 5 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 6 ◯委員(戸井田和之君) この予算書の87ページの中で、常磐新線等の整備促進期成同盟会の負担金3万円というふうになっておられるわけなんですが、実際、平成17年ということなので、あと6年から7年の間に開通するであろうという予定であるわけなんですが、その完成を待つというよりも、もう早目に、10年、15年先を見据えて、きちんとした予算づけをする必要性があろうかと思うんですが、この3万円が高いか低いかは別にしましても、きちんとした取り組み方をしなければならないと、そういうふうに感じるわけなんですが、ここら辺については、予算計上上では3万円というふうになっておりますが、どういう企画の中できちんとした対応をとっていって先を見据えた常磐新線の延伸というものを考え、また、百里の民間共用化も今問題になっておりますので、そういう部分を踏まえて、どういうふうに平成11年度は取り組みをするのか、お伺いさせていただきたいと思います。
    7 ◯委員長(前島守雅君) 企画課長・中村君。 8 ◯企画課長(中村 栄君) お答え申し上げます。  ご承知のように、常磐新線につきましては、いわゆる宅鉄法、これは大都市地域における宅地開発及び鉄道整備一体的推進に関する特別措置法という、そういう法律に基づいて常磐新線が全国第1号として取り組まれているわけでございます。そういう中で、私ども、11年度の中に、こういう期成同盟会がございますので、そういう中で働きかけをしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 9 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 10 ◯委員(戸井田和之君) 期成同盟会の中で働きかけをしていきたいということなんですが、石岡市独自にも、きちんとした対応というか、取り組み方をしていただきたいと、そう思いますので、これは要望にとどめたいと思います。  それと、常磐線の利用者の利便向上ということで、これは石岡市ばかりにかかわる問題ではありませんが、今、常磐線が上野でとまっておるわけなんですが、主要施策の中でも、何とか東京駅への乗り入れをさせていこうというふうに出ておりますが、私もこれはそのとおりだと思っております。これは非公式でありますが、前にこのことに対していろいろ勉強並びにお伺いさせてもらいに行ったところがあるわけですが、まあ、何とかなるのではないかと。それは石岡市ばかりの取り組みではなく、常磐線を利用する他の市町村も含めて、その働きかけがあれば、あそこの上野駅から東京駅までの線は何とか確保できるんじゃないかと。ただ、全部が全部、何線にもは無理かもしれませんが、地下を通るとか、いろいろな構造上の問題でクリアできるのではないかと、そういう部分があるわけなんですが、このことに関しては11年度の予算の中にはどのように計上されておるのか、まあ、複々線の問題もありますが、そこら辺の部分についてお伺いさせていただきたいと思います。 11 ◯委員長(前島守雅君) 企画課長・中村君。 12 ◯企画課長(中村 栄君) お答え申し上げます。  常磐線の東京駅への乗り入れというふうなことでございますけれども、私ども、常磐線の沿線の自治体、あるいは茨城県とともに、常磐線の複々線化促進期成会というものを組織してございます。沿線の12市、あるいは10町2村の首長、議長さん方で構成しているわけでございますけれども、会長は県知事がなされてございます。そういう中で、昨年の3月におきまして、東日本鉄道株式会社の水戸支社の方に陳情活動などを行っているわけでございますけれども、そういう中で、東京、あるいは新宿方面への直通乗り入れというふうなものも要望事項に上げているわけでございます。そういう中で、今、委員さんおっしゃられますように、東京駅への乗り入れにつきましても、先ほど申し上げました要望事項などで要望しているわけでございますけれども、そのときのJR側の回答としましては、過去に実施した限りでは利用客が少ないと。で、現状の設備では乗りかえの方が早いのではないかというふうなことも、特に新宿方面の方への乗り入れでございますけれども、そういう回答が出てございます。しかし、利用客の利便というふうなことを考えますと、東京駅への直接乗り入れというふうなのが大変効果的だというふうに思いますので、先ほど申し上げましたような期成同盟会の中で、さらなる働きかけをしていきたいというふうに考えてございます。 13 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 14 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。私は、これは東京駅へ常磐線が乗り入れることによってまた石岡市の発展もあるのかなというふうに考えておりますので、そこら辺については、きちんとした要望並びに働きかけをして、何とか早期実現できるように強く求めたいと思います。  それでは、次に移りたいと思いますが、予算書の81ページ、庶務事務費の中でありますが、今回、庶務事務費ということで52万2,000円というふうに計上されておるわけなんですが、平成10年度に行政手続の策定業務の委託料78万円というものが計上されて執行されておるわけなんですが、決算委員会ではありませんのでこのことには触れたくはありませんが、この行政手続業務の委託をして、今回、庶務事務費の中でどういうふうに反映されて、今、11年度に向かって、この庶務事務行政手続事務ですか、そういうものが行われていくのか、お伺いさせていただきたいと思います。 15 ◯委員長(前島守雅君) 総務課長・信田君。 16 ◯総務課長行政改革推進担当兼防災担当(信田志郎君) それでは、行政手続法関係につきましてお答えさせていただきます。  現在、行政手続法に関しましては、3月25日に庁内の説明会をする予定で、今、進めているところであります。この条例が制定になりますと、それぞれの届け出関係とか、そういったものについて透明性ができるというんですかね、そういうものの手続がきちんとするという形になってくると思います。  以上であります。 17 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 18 ◯委員(戸井田和之君) 行政手続法の中でのあれだということなので、わかりました。庶務事務ということで、大変、きちんとしなくちゃならない部分と、まだあやふやな部分があろうかと思いますので、ここら辺については強く、この予算が──52万2,000円ですが──執行されて、やられるようにお願いしたいと思います。  それでは、その次に、今回初めて、事務管理経費の中で情報公開制度懇話会委員報償、これが39万というふうに計上されておるわけなんですが、情報公開ということが強く叫ばれております。これは市民の権利でもありますし、行政側がきちんとした対応をしなくちゃならないという部分であろうかと思うんですが、この情報公開制度懇話会ではどういうことを審議されるのか、また、その情報公開制度懇話会が開かれる前に内部での協議等はどういう体制をとって平成11年度……、まあ、12年度を目途としてやっておられるのかなというふうには感じるわけなんですが、そこら辺についてご答弁を願いたいと思います。 19 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・細井君。 20 ◯副参事事務管理担当行政改革推進担当(細井恒雄君) お答え申し上げます。  情報公開制度でございますが、これにつきましては、平成10年度、職員でつくっております検討委員会を6回ほど開催をいたしました。その条例案につきまして、先日、部長級でつくっております推進委員会等にその案なるものを提出いたしました。まだ現在審議中でございますが、平成11年度に入りまして、民間の方々から委員さんを構成していただきまして、平成12年の4月目途に、今、準備を進めているということでございます。  以上でございます。 21 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 22 ◯委員(戸井田和之君) 検討委員会から推進委員会の方にこの情報公開に関してのものが上がったということなんですが、まあ、その中身は結構ですが、私が思いますのは、行政側、市が携わっている業務、また並びにいろいろな情報というものは、プライバシー以外のものは全部が公開するべきだというふうに私は感じております。そう思いますので、平成12年の4月に情報公開をするということなので、実際、他の市町村なんかを見ますと、情報公開が始まっているところでもなかなか、情報公開をせっかくしたのに見られないとかというような意見が他市町村の職員さんからは挙がっておりますが、これはいつでもオープンにできるものであると思いますので、そこら辺については、プライバシー以外のものはきちんとした情報公開をして、なぜその部分に関しては公開できないのかというようなものがはっきりと言えるような体制づくりをしていただいて、やっていただきたいと思います。それは結局、市民の方とか他市町村の方が見に来て、なぜこれが情報公開できないんだということが一番の、不満というか、疑問点に残るらしいんであります。そういう部分を踏まえて、情報公開できないものに対しては、なぜできないんだというものを明確にしてやるべきだと私は思いますので、そこら辺については、この情報公開制度をやるに当たって、きちんとした努力をしていただきたいと、そう思います。これは要望で結構でございます。  次に移りたいと思いますが、83ページのファイリングシステム指導委託料──文書管理事務費でありますが、これも何回かご質問させていただいて、自分たちのものの文書を管理するに当たって、なぜこんなに管理費が指導委託料とかそういうものがかかるんだというふうに質問させていただきました。自分たちの文書を管理するのに、厳しい財政状況の中で、支出していくのはおかしいと。それで、平成10年度の予算から見ますと、893万6,000円のものが、今回、330万8,000円というふうに減額になっておりますが、ここら辺の内容については切り詰めたものなのか、それとも、その指導委託というものが今度小さくなったのか、そこら辺が少しわかりませんので、この内容についてお伺いさせていただきたいと思います。 23 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・細井君。 24 ◯副参事事務管理担当行政改革推進担当(細井恒雄君) お答え申し上げます。  ファイリングシステム指導委託料でございますが、当初、8年度から始まりまして10年度で導入が終わりということで維持管理に入るわけですけれども、その後、年2回程度、コンサルの方の力をかりて実地指導を予定しておりましたが、今ご指摘があったように、高額的なものがあるというようなことで、年に1回の実地指導をコンサルの方に頼みまして、あとのほかにつきましては職員で実地指導を行うという予定で、今、予算を計上したわけでございます。 25 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 26 ◯委員(戸井田和之君) 年2回のものを1回にして、半額以下ですか、893万6,000円が330万8,000円になったわけなんですが、指導を受けないと、なかなか維持ができないというふうにも聞いております。が、しかし、自分たち文書管理とか、簡単に言えば、市民の方に言わせれば、机の上のものとかそういうものは自分たちで管理するべきではないかというふうに市民要望がございます。ですから、年1回ということで、年2回だったものが1回になったことによって文書管理が煩雑になるようなことがないように、これは総括の方できちんとした、市長を交えてかわしたいと思いますが、これらに関してはきちんとした文書管理自分たちの手でやっていただきたいと、そう思います。これは結構でございます。  次に移りたいと思いますが、85ページの市庁舎の維持管理経費。1億3,344万5,000円というふうに、年々、市庁舎の維持管理経費が上がってきておるというふうなことが感じるわけなんですが、この中でも、いろいろな雑工事、今年なんかは2,270万というふうにまた組まれておりますが、この市庁舎の維持管理経費について……。まあ、かかるものはかかるで、これはどの建物があってもランニングコストというものがかかるわけですから、この雑工事とか、また、市役所の耐用ですか、耐久というんですか、その年数についてはどのようにとらえておるのか、毎年毎年この工事が計上されておるようなんですが、ここら辺について、今年は雑工事はどういうものをするのか、また、この市庁舎は何年持つかとか、そういう部分に関してはどういうふうに考えてとらえておられるのか、お伺いさせていただきたいと思います。 27 ◯委員長(前島守雅君) 財政課長・高木君。 28 ◯財政課長(高木直之君) お答え申し上げます。  初めに、雑工事の問題でございますけれども、雑工事の中で、管財主管、財政課主管予算措置された分につきましては、500万円という形でございます。残りの1,770万円につきましては他課の分ということで、500万円の内訳につきましては、平成10年において、要するに窓ですね。直射日光の遮断、あるいは窓の飛散防止ということで、遮光フィルムを行っております。その分の続きとしまして、特に西日等が強いところを本年行いたいということで、その分で350万円ほど予算計上しております。それと、残りの150万円といたしましては、何か特別な部分で諸工事が出た場合の予算の枠ということで150万円だけいただいております。その500万円が管財所管の予算措置した分です。  それから、もう一つの、毎年度、維持管理、要するにいろんな修繕工事とかが出てくるということも含めて、耐用年数的には、本建築は昭和49年の建築ですので、かなり年数も過ぎております。本年、修繕工事の方で行う部分につきましては、例えば火災関係の感知機の交換であるとか、そういう部分が必ず使用年数が来ますので、そういう部分のものは必ず出てきますので、毎年度、修繕費であるとか、そういう部分では予算措置は当然必要であるというふうに思っています。それは一度に大規模に改修するということになりますと、やはり相当な経費も伴いますので、そういう設備等については大分更新時期にも来ているようなものもありますので、そういう部分は計画的にそういう改修はする必要があると思いますが、まだまだこの庁舎は耐えられるというふうに管財等は思っております。  以上です。 29 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 30 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。市庁舎の維持管理に関しましては、きちんとした管理をしていただきたいと思います。  それでは、次に移りたいと思います。87ページにも出ておりますが、神栄跡地の土地利活用事業ということで964万3,000円ということで。まあ、これには神栄跡地と書いてありますが、石岡市のイベント広場というふうに名称が今変わっておるわけなんですが、この中で、ちょっとお伺いさせていただきたいんですが、先行用地取得債事業の方に3,783万6,000円というふうに繰り出しがなって、特別会計の方に本年度予算額というふうに出ておるわけなんですが、これは単純に、この13億8,000万で買った土地の利子ではないかなというふうに私は自分なりにそう思っているんですが、そこら辺は確認してご答弁願いたいんですが、この中で、土地活用委員会の委員報償と土地利用計画検討委員会の委員報償ということで、利用する委員会と、今度、土地を何かに使う委員会は検討委員会というふうに、利用する人の委員と検討する人の委員というのが別に分けてある理由をまずお伺いしたいと。それと、一番下にも出てきますが、神栄跡地の土地活用事業の委託というふうに、これはどこに委託するのか、ちょっとわからない部分なんですね。利用するためには違う委員会を設置して、今度、土地の計画を練るところは検討委員会というふうにまた違う委員会ができておるようですが、それでまた、土地活用の事業は委託するというふうに、私は理解するのがちょっと足らないからわからないのかもしれませんが、利用委員会と検討委員会と、また、活用事業の委託というふうに、何かあっちもこっちもそっちもというような感じがするんですが、ここら辺についてはどういうふうにこの964万3,000円というものが──維持管理費もありますが──計上されておるのか。それと、3,783万6,000円の根拠をお伺いさせていただきたいと思います。 31 ◯委員長(前島守雅君) 企画課長・中村君。 32 ◯企画課長(中村 栄君) お答え申し上げます。  公共用地の先行取得債特別会計の繰り出しでございますけれども、これにつきましては、平成9年度に神栄用地を取得した際に先行取得債を借りてございます。借りました総額が13億7,390万円というふうなことで、年利率が2.6%でございます。これにかかります利子額でございまして、これを特別会計の方で利子として支払う、その財源として一般会計から特別会計へ繰り出すというようなことに相なってございます。  それから、土地活用委員会でございますけれども、これにつきましては、当面、広場として活用していくに当たりまして、広場の活用をどのようにしていくかという検討などをいただく委員会でございまして、平成10年に発足してございます。さらに、土地利用計画検討委員会でございますけれども、現在は広場として活用しておりますけれども、その広場の土地の上物の整備等、まあ、上物の整備になるかわかりませんけれども、その土地をどのように利用していくかというものを検討する委員会を平成11年度から発足していきたいというふうに考えてございます。  それから、委託料の700万円でございますけれども、これにつきましては、平成10年度も同じような委託措置を行ったわけでございますけれども、土地活用委員会に基本的には平成10年度は委託してございまして、その中でイベントを開催していただいたというふうな状況でございます。ですから、土地活用委員会にイベントを委託したというふうなことでございまして、平成11年度の検討に当たりましては、青年会議所なども含めて、委託の対象になろうかなというふうに考えてございます。  以上でございます。 33 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 34 ◯委員(戸井田和之君) この神栄跡地の問題に関しましては、市民の方から随分強い関心があるわけですね、多い関心が。あそこは何になるんですかと、それで今どういう状況になっているんですかというふうに聞かれても、5年で計画づくりをして何ができるかわからないというところで、実際、私もいろいろこの答えをするのに、じゃ、何に今使っているんですかというようなことで、なかなか答えが困るわけですね。今回、こういうふうに予算が計上されて、神栄跡地の活用事業ということで700万がつけられましたが、この活用をするのにまた700万かけていくという声もあるわけですね。それと、特別会計の公共用地先行取得債の事業の方に3,783万6,000円というと、日割り計算にして、365で割っても1日10万の利子を払っているんじゃないかという声が随分多いわけなんですね。だから、ここら辺についても早目に計画づくりをきちんとしていくべきだと私は思うんですが。  この主要施策の中にも書いてありますが、多くの方に利用していただくようPRをして、それで、市民からなる委員会の意見を聞きながら、市街地の交流人口がふえるようなイベントを実施していくというふうにありますが、この主要施策の中では、じゃ、何をやるのか、じゃ、何を利用するのかというような意見が多いわけなんですよね。これをきちんとしないと……。これを買ったことに関しては、私も買うことに賛成いたしましたから、私もきちんとした責任があろうかと思いますが、ただ、これを何年も放っておくと。まあ、5年を目途としてというふうに計画がなされておりますが、これが延びるようなことがあってもしようがないし、これを短くして、きちんとした計画、何にここを利用するのかというものをきちんとしたものをとらなくちゃいけないと思いますので、私は、700万活用に使うとか、委員会、これも必要かと思いますが、きちんとした計画の、陳情とか、国とか県とかどういうものがあるとか、そういうものに関しての予算計上がきちんと必要だったのではないかなと思うわけですね。土地利用計画検討委員会25万というふうにありますが、意見を聞くのも確かに必要なことであります。が、しかし、きちんとした市の対応をすべきであろうと私は思いますので、これは企画部長にお伺いしたいと思います。 35 ◯委員長(前島守雅君) 企画部長・浅野君。 36 ◯企画部長(浅野昌二郎君) お答えを申し上げます。  ご指摘がありましたように、神栄の跡地の活用は、中心市街地の活性化にとってできるだけ早く具体的な活用を図るというのが私どもも基本的に考えてございます。そういった中で、市民の方の多くの声を参考にしながら市の活用を決めていくというような方針でおります。そういった中で、11年度には、土地利用計画検討委員会、これを発足させて、具体化に向けて進めていきたいというのが考えでございます。ご指摘がありましたような方向性で私どもも考えているところでございます。  以上でございます。 37 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 38 ◯委員(戸井田和之君) 今、部長からご答弁をちょうだいしましたが、本当に市民からの強い関心があります。大きな関心が。それですので、早目に、何に利用していくのか、きちんとした計画づくりを平成11年度にして作業に取りかかるべきだと私は考えますので、強く要望したいと思います。  それでは、次に、市民部所管の、93ページ、交通安全対策経費でありますが、私も常日ごろ、交通安全対策ということでは力を入れて、いろいろな予算計上の部分で大変お世話になった部分もありますが、今回、交通安全対策経費ということで2,250万6,000円、前年度で比べれば若干、前年度が2,380万1,000円ですから、予算が計上が少なくなったかなということでありますが、これは交通フェスティバルとかいろいろなそういうものに関しての減だというふうに認識しておるわけなんですが、この交通安全対策経費並びに職員の配置ということで、今は係でやっているわけなんですが、きちんとした対応づくりが必要ではないかなというふうに私は感じておるわけなんですが、ここら辺について、交通安全対策経費についてもっともっと、倍額とかそういうふうに、厳しい財政状況ではありますが、これはつくるべきだと私は考えるわけです。まあ、交通事故があります。これは交通事故をやられた方も被害者でありますし、した方も被害者であるというふうに毎回私も言っているわけなんですが、交通事故が一つでもなくなるような石岡市の体制づくりが一番必要性があるのではないかなというふうに私は感じるんですが、ここら辺に対しての2,250万6,000円という額の問題で予算計上されて、どういうお考えでされておったのか、まずお伺いさせていただきたいと思います。 39 ◯委員長(前島守雅君) 市民活動課長・飯田君。 40 ◯市民活動課長兼いきいき地域づくり事業推進担当(飯田宗蔵君) お答えいたします。  交通安全対策経費といたしましては、平成11年度におきましては、ただいまお話がありましたような交通安全フェスティバルというのが1年置きということで実施されるということで平成10年度は行われましたけれども、平成11年度は、1年置きということでございますので、計上はいたしておりません。それから、次に、交通安全対策推進協議会、これにつきましては、補助金の見直しというようなことから、平成9年度は午前7時からやっていたんですけれども、7時半ということで時間を繰り下げて、朝食をとらないというようなことで経費の削減というようなことでやるということでおります。それから、石岡地区交通安全対策推進協議会、この負担金につきましても、新治郡の町村会というようなことの中で、補助金の削減ということの中で、15%の削減ということで11年度は計上をいたしているところでございます。  ただいま委員さんがおっしゃられたように、交通安全対策の推進につきましては、各交通安全の各種団体の協力のもとに、毎月1日、交通安全の日、それから、毎月15日、高齢者の交通安全の日ということで、立哨活動を推進しながら交通事故の防止に努めているところでございます。また、各期におきまして、春、夏、秋、年末ということで、やはり交通関係団体の協力のもとに、交通安全の対策につきまして、防止に努めているところでございます。  なお、高齢者の交通の死亡事故といいますか、そういうものが非常に多くなっているというようなことをかんがみまして、高齢者の交通安全教室、あんしん・にこやか交通安全教室というようなことで、平成9年度から推進しているわけでございますけれども、そういったものも取り入れながら現在進めているところでございまして、予算の中で、今後とも交通安全対策防止に努力をいたしてまいりたいと、そのように思います。  以上です。 41 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 42 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。交通安全対策経費に関しましては、限られた中で最大の、それ以上の努力をしていただいて、交通事故が一つでもなくなるように努めていただきたいと、そう思います。  それでは、次に移りたいと思いますが、交通安全対策ということで関連してくるかなと思うんですが、95ページから97ページでありますが、街路灯・防犯灯。これは防犯の意味もありますし、また、交通事故とかそういう部分でもこれは大切なものであるということで、先日、私の方に、市民の方から、市役所の方に言ったらすぐつけてくれたと、そういうような。カーブミラーにしてもそうですが、ここにはあれですが、そういう部分で、すぐ対応しておるということで大変喜んでおったところでありますが、また今年も432万5,000円というふうに予算が計上されておりますが、大変限られた予算の中でやっておりますので、年度末とかそういうことになるとなかなかできなくなるというような状況があろうかと思いますが、これらに対して、当初予算で補正を組むのかとか、そういうのは聞くのはおかしいかと思うんですが、これらの取り組みについてはどういうふうに考えておられるか、お伺いさせていただきたいと思います。 43 ◯委員長(前島守雅君) 市民活動課長・飯田君。 44 ◯市民活動課長兼いきいき地域づくり事業推進担当(飯田宗蔵君) お答えいたします。  街路灯・防犯灯につきましては、まず街路灯でございますけれども、この街路灯につきましては、市の方で設置をいたしまして、費用につきましては市の負担ということでやっております。それで、平成10年度につきましては、25灯ということで設置いたしてきましたけれども、平成10年度におきましては25灯ということでございます。それから、防犯灯でございますけれども、平成10年度におきましては83灯、それから、平成11年度におきましては、やはり82灯ということで予算の要望をしてございます。街路灯並びに防犯灯設置におきましては、交通安全、それから防犯上というようなことで、担当といたしましては、設置に当たりましては、各学校、それから道路管理者とか、そういう方のご意見を聞きながら予算措置をいたしているところでございまして、そういった要望にこたえていくというようなことで予算措置をいたして、整備に当たっているところでございます。  以上です。 45 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 46 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。市民要望にこたえて早急に対応していただきたいと、そう思います。  それでは、次に移りたいと思いますが、97ページでありますが、杉並地区コミュニティセンター整備事業ということで10万円というふうに今年初めて予算の計上がされて、普通旅費が5万円、その他の消耗品費が3万円、印刷製本費が2万円というふうに出てきたわけです。まあ、これは予算計上されて、総合計画にも載っておりますし、初めての調査費というか、そういう名目で予算が計上されたんではないかなと思うんですが、10万円の中の5万円、3万円、2万円のこれらの内訳はどのように平成11年度でやっていくのか、お伺いさせていただきたいと思います。 47 ◯委員長(前島守雅君) 市民活動課長・飯田君。 48 ◯市民活動課長兼いきいき地域づくり事業推進担当(飯田宗蔵君) お答えいたします。  杉並地区コミュニティセンターについては、平成8年度に、コミュニティセンター整備検討委員会というような報告の中で、公共施設のない地区に設置していくというような方針のもとに、平成9年度には南小学校、それから杉並小学校、北小学校というような学区を整備していくというようなことに基づきまして、平成11年度におきましては、杉並小学校区にコミュニティセンターを整備するというようなことで5万円を計上させていただいたものでございまして、その整備に当たりまして、旅費ということで、その整備に当たっての先進地の施設の視察というようなことで旅費を計上させていただきました。それから、消耗品、それから印刷製本費というようなことで、フィルムとか現像とかというようなことで計上させていただいたわけでございますけれども、平成12年度というようなことに向かって建設していくというようなことで進めているところでございます。 49 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 50 ◯委員(戸井田和之君) 杉並地区のコミュニティセンターということで、市民の要望も強いわけであります。それで、この杉並地区の中でも、来年度自分のところで公民館をつくろうというような話もあったわけなんですが、今回、平成11年度に杉並地区のコミュニティセンターの調査費が計上されたということで、できるんではなかろうかということで、公民館をつくるかつくらないかということが市民の中でいろいろな話し合いがされておるようではあります。そのためにも、きちんとした市の対応をしていただいて、杉並地区にコミュニティセンターをつくるんだというような考え方があれば公民館をつくらないというような意見もありますので、そこら辺はきちんと対応していただきたいと、そう思います。  それでは、次に移りたいと思いますが、113ページの民生費、福祉部関係になりますが、今回、ホームヘルプサービス事業ということで、休日・夜間対応型のホームヘルプが今度平成11年度からできていくということなんですが、この140万3,000円の内訳を知りたい。これは大変今まで望んでおったことで、いいことだと思うんですが、また、このやる方。まあ、民間委託になるのかなというふうな感じはするんですが、このホームヘルプを受ける方、委託される方の部分も大変な苦労がされると思うわけなんですが、ここら辺については、140万3,000円の内訳をお伺いしたいのと、どこら辺にこれを委託していくのか。まだ委託先は決まっていないのかもしれませんが、そこら辺について答弁いただきたいと思います。 51 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・勝野君。 52 ◯副参事高齢福祉担当兼石岡市ふれあいの里推進担当(勝野光男君) 休日・夜間対応型ホームヘルプ事業についてお答えいたします。  140万3,000円の内訳でございますが、現在、市のホームヘルパー、常勤が8名、臨時が2名でやってございます。月曜から金曜日まで、午前8時半から午後4時半ごろまで活動をしておりますが、休日・夜間の介護ニーズというか、要望が出た場合、対応できないということで、また、あと、平成12年度から介護保険制度がスタートし、24時間体制のホームヘルプサービス事業が開始される予定にあります。これらの事業を円滑に進めるためにも、前年度から取り組み、介護サービス体制の整備・充実を図っていきたいということで予算計上しました。休日、年間120日、滞在型ということで、家事支援サービス、食事の世話、掃除・洗濯を1時間単位ということでお願いしていきたいと思います。これは、デベロ介護センターとか「やさしい手」、あと、ニチイ学館というような民間福祉サービスにお願いしていきたいと思います。早朝・夜間についても、年間150日ぐらいで、これは早朝・夜間でございますので、あくまでも身体介護中心のサービスをお願いしていきたいと思います。体位変換、おむつの交換、身体清拭というような形で、30分の巡回的な形になるかと思います。休日が85万9,200円、そして、早朝・夜間については54万3,000円というような形で予算計上してまいりました。  以上でございます。 53 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 54 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。大変今まで強く要望があった休日・夜間対応のホームヘルプサービスということで、11年度から事業が実施されるということで、大変ありがたく思います。ただ、この140万3,000円という中身が多いか少ないか、やる方──答弁はなかったんですが、民間の方だと思うんですが、そういうところにこういうものに対してはきちんとした委託をするべきだと思いますので、きちんとしたホームヘルプサービス事業を進めていただきたいと、そう思います。  それでは、次に移りたいと思います。115ページの民生委員等経費の中なんですが、394万9,000円ということで、これは毎年計上されているもので、これらについては結構だとは思うんですが、今、民生委員さんが89名と聞いておりますが、約170世帯に1名の方が本来であれば民生委員の一番いい配置だとは言われておるわけなんですが、石岡市の民生委員さんは、大変活躍されているというか、ご苦労されている部分があろうかと思います。また、平成12年度に介護保険制度がスタートするに当たって、民生委員がまたこれからいろいろな活動をしなくちゃいけないし、また、市民から聞かれたものに対して対応しなくちゃならないというふうに、先日でもありますが、若松町地区の民生委員が一生懸命頑張って、介護保険制度についての勉強会を開きました。それで、町内の方々が、まあ、100名までいきませんでしたが、それに近い人数の方が集まっていただいて、介護保険制度とは何ぞやということで勉強会を開いて、市の執行部の福祉部長と介護保険準備室長が来ていただいたそうであります。それで、室長に説明していただいて、大変若松町の方は喜んだと。ただ、その中で、民生委員さんが一生懸命頑張っていたことというのは、今までの民生委員ではしようがないんだと。これから対応していくのに、民生委員が自分たちで勉強をして、市の方におんぶするわけじゃなくて、自分たちが一番市民の身近にいるわけですから、介護保険制度ってどんなのとか、いろいろなもので勉強をしたり、自分たちの知識を高めていかなくちゃならないと、そういう考えがあると思うんですが、そこら辺については、民生委員の方々に対して行政側はどういうようなバックアップ体制をとって、民生委員とともに市民のために頑張っていくのか、そこら辺について、どうお考えになるのか、お伺いさせていただきたいと思います。 55 ◯委員長(前島守雅君) 社会福祉課長・田崎君。 56 ◯社会福祉課長(田崎利文君) お答え申し上げます。  民生委員と行政のかかわりといいますか、平成10年の12月1日に民生委員さんの一斉改選がございまして、任期は3年ということで、12月に新しく民生委員さんが89名、主任児童委員さんも合わせて4名、プラス93名という新しい委員さんが選出をされました。向こう3年間、今からいろいろ行政と一緒に、お手伝いをしていただいて、活躍をしていただくということなんですが、民生委員の主な活動といいますか、お仕事なんですが、まず一つは、地域の住民の方の生活とか問題等の把握をしていただく、そういったお仕事をやっていただくわけなんですが、民生委員さんも、民生委員協議会という組織をつくっていただいております。今、桜井さんが総務さんをやっていただくわけなんですが、総務さんを中心に協議会を組織していただいて、活動をやっているわけです。それで、行政も、介護保険とかいろいろ、そういったものを推進していただくために、担当の方を呼んでいろんな勉強会をしたり、あとは、この協議会も中学校区4つに分かれて、委員会ということで独自に活動もしております。そういった地区によってもいろんな活動がございますので、今後は行政の方ともよくタイアップをして活動を推進していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 57 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 58 ◯委員(戸井田和之君) 了解しました。大変民生委員さんが頑張ってやっておられると思いますので、そこら辺についての対応というか、民生委員の立場になってというか、民生委員と一緒になって、市民のためにやっていただきたいと、そう思います。  それでは、続けますが、次に、ふれあいの里関係なんですが、建設工事と外構・造園整備工事についてはわかります。この中で、維持管理経費が1,289万8,000円ですか。予算書の中にはきちんとした数字は出てきませんが、この新規事業の中では、維持管理経費として1,289万というものが出てきておりますが、これらについては人件費などが出てきておりませんが、そこら辺についてはどうなっているのか、お伺いさせていただきたいと思います。 59 ◯委員長(前島守雅君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前10時58分休憩            ───────────────────────                   午前11時12分再開 60 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  参事・小沼君。 61 ◯参事石岡市ふれあいの里推進担当(小沼通良君) お答えを申し上げます。
     ふれあいの里の施設の維持管理費でございますが、管理費の中の人件費でございますが、これは125ページにあります、ふれあいの里管理委託料325万円。これは高齢者福祉事業団へ管理を委託するための3名分の人件費でございます。  以上でございます。 62 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 63 ◯委員(戸井田和之君) そうしますと、これは12月からなのか……。まあ、高齢者福祉事業団に委託するということで、管理委託ということなので、そうすると、職員の場合には、参事と係長が今ふれあいの里担当というふうになっておるかと思うんですが、そこら辺について、もう一遍だけ、何月分で、それで実際、平成12年ですか、オープンしてからは人件費はどのくらい見込んでおられるのか、そこだけお伺いさせていただきたいと思います。 64 ◯委員長(前島守雅君) 参事・小沼君。 65 ◯参事石岡市ふれあいの里推進担当(小沼通良君) 人件費の、事業団の職員の補充でございますが、職員1人を11年の10月に採用を予定しております。それから、12年の1月に、備品の受け入れとかオープンのための準備のために、その後、2名ということでございます。12年度のオープン時の人件費はどういうふうに考えているかということでございますが、この件についてはまだ試算はしておりません。  以上でございます。 66 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 67 ◯委員(戸井田和之君) 了解しました。ふれあいの里の維持管理経費ということで、今回初めて出てきておるわけなんですが、オープンをしてからは大変な、人件費を含め維持管理経費が、文教厚生委員会等でもお話はいろいろ聞きましたが、何億円と。まあ、2億以上かかってくるんではないかなというような算出が出ておろうかと思いますが、35億円を投じましてつくったものでありますし、維持管理経費ランニングコストも年々かかるわけですので、そこら辺をいろいろ検討していただいて、よりよい施設の運営に努めていただきたいと、そう思います。  それでは、次に移りたいと思います。139ページになりますが、今回初めて、難病(特定疾患)患者福祉見舞金の支給ということで375万と、これが予算計上されたわけなんですが、これは私も要望してきましたが、本当にいつ治るかわからないというようなものが難病(特定疾患)ということで言われているわけなんですが、年額3万円程度というふうに聞いておるわけなんですが、人数が約百何十名ということで見舞金を支給していくということですが、この中に透析などが含まれていくのか、そういう部分に関してお伺いさせていただきたいと思います。 68 ◯委員長(前島守雅君) 社会福祉課長・田崎君。 69 ◯社会福祉課長(田崎利文君) お答え申し上げます。  難病患者の見舞金でございますが、対象者には人工透析患者は含まれておりません。一般特定疾患ということで、40病理あるわけですが、その方が該当者になります。  以上です。 70 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 71 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。透析患者に対してのお見舞金の支出がされないということでありますが、今、この375万という見舞金の支給ができただけでも一歩前進ではないかなというふうに私は考えますので、そこら辺の透析患者に対してのものもいろいろ検討を加えていただきたいと、そういうふうに、これは要望したいと思います。  それでは、次に移りたいと思いますが、141ページの環境衛生費の中での、初めて今度、特別会計の繰出金で霊園事業の特別会計ができたわけなんですが、これは過般の一般質問等で土地の購入費やそういうもので、中身は、403ページになりますか、特別会計の方でしますと。この中で、霊園事業の用地購入やそういうものに関しては私は結構でございますが、この霊園管理の委託料342万2,000円というふうに計上されておるわけなんですが、今までは管理者に管理を任せておったわけだと思うんですが、今回、聞くところによりますと、シルバー人材センターの方に管理の委託をしていくということなんですが、これらに、私、若干……。この間、霊園を見に行ったところ、土・日、私もお伺いさせていただいたんですが、そのときに、結局、霊園で、自分が行きたい墓地がわからないということがあって、平日なかなか行けなくて、お墓参りを土・日に行く方が、市内はもとより、他の市町村から親戚の方とかそういう方が来ていると。そういうときに、墓地の場所がわからないということがありまして、そこら辺の土・日の管理に対しては平成11年度はどういうふうにしていくのか。まあ、今までどおりというのであれば、何か方策とかそういうものは考えておられるのかどうか、お伺いさせていただきたいと思います。 72 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・矢口君。 73 ◯副参事環境担当(矢口 晟君) お答えいたします。  委員さんが言われましたように、今度、龍神山霊園、半の木霊園の管理人につきましては、シルバー人材センターの方へ委託というようなことで、11年度より始めたいと思います。また、勤務の体系につきましては、従来、市の職員と同等程度ということで、土・日休みというようなことでございましたので、11年度の予算に対しましては現在どおりのままの考えで委託の予算を計上しております。今後につきまして、そういう土・日の墓参客が多いというようなことから、12年度からそういうことを考慮して、また考えていきたいと思います。また、あと、ただいま龍神山霊園の環境整備工事というのを13年度まで予定しまして計画しまして、やっているわけですが、墓地の案内等につきまして、現在、墓地の表示板等がございますが、古くなって、ちょっと見にくいものでございますので、環境整備の中の予定としまして、13年度に案内板等も含めて設置する予定で考えております。  以上でございます。 74 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 75 ◯委員(戸井田和之君) 本当に、答弁ありましたとおり、土・日に管理を委託すると、人件費がかかってくるという部分が出るかと思います。そういうところで、平成13年というふうに答弁があったわけなんですが、できれば12年度中に、墓地のAの幾つとかそういうところはだれだれさんが所有しているところだと言えば、そこを見て行けるような体制がとれれば、厳しい財政状況の中でありますので、案内板をきちんと設置した方が人件費を土・日かけてやるよりも経費の節減に努められると思いますので、切に、その案内板をつくっていただいて、お墓参りに来る方とかそういう方の立場になった霊園の管理に努めていただきたいと、そう思います。これは要望で結構でございます。  それと、老人保健事業の中で、143ページあたりになるかと思うんですが、在宅の寝たきり老人の訪問歯科診査経費283万7,000円というのがこちらの新規事業の中に出ておって、その内訳として、医師報酬25万2,000円、歯科衛生士23万5,000円と、訪問診査用の備品が235万というふうに計上されておるわけなんですが、これは予算書の方でどこに出てくるのか、ちょっと勉強不足で申しわけありませんが、これの内容と、予算書上でのどこの事業に出てくるのか、お伺いさせていただきたいと思います。 76 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・渡辺君。 77 ◯副参事健康づくり担当(渡辺純子君) お答え申し上げます。  初めに、予算書の方のどこに出てくるかということですけれども、143ページの老人保健事業、臨時雇人賃金、この中に入ってございます。それから、備品の方は、そのずっと下の18番、健診用備品の中に繰り入れられてございます。  この内容でございますが、平成10年度、私ども、保健婦と歯科衛生士で寝たきりの老人等を訪問いたしまして、口の中が大変汚れている、それによって肺炎とかそういう疾病にもつながってくるということで、もう少し口の中をきれいにしてあげたいというような、また、病院にも行かれない、そういう方々がいるのがわかりまして、歯科衛生士だけでなくて、歯科のお医者さんの方も入っていただいて診察していくのがいいのではないかと、そういうことになりまして、月1回、歯科の先生の経費を計上させていただきました。それに先立ちまして、保健婦と歯科衛生士が月に2度ほど訪問いたしまして、どういう状態かを一応中を見まして、そして、先生の診察をいただくということを計画しております。備品の方ですけれども、口の中をきれいにする、あるいは簡単に削る、それから洗う、そういうふうなポータブル式のものを用意させていただきたいと思いまして、予算を計上させていただいたところです。  以上です。 78 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 79 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。大変、新規の事業の中で、今、在宅福祉と言われている中で、私はいい取り組みであるのかなというふうに考えますので、この診査用備品ですか、そういうものに関しての管理とか、そういうものをきちんとしていただいて、歯科衛生士が、何人の方かが交代でやるのか、そこら辺はわかりませんが、きちんとした管理をしていただいて、在宅の寝たきりの方への対応をしていただきたいと、そう思います。これは結構でございます。  次に移りたいと思いますが、147ページの塵芥処理経費の中でありますが、ごみ収集委託料1億356万5,000円と。まあ、去年までは9,686万円ということで予算が計上されて執行されておったわけなんですが、収集委託を受けている方の方も、今の厳しい状況の中で、結局、働いている方の高齢化やそういう部分でいろいろ人件費がかさんだり、いろんな車の対応ということでなかなか厳しい状況であったと。そういうことで、私も、これは収集される方にきちんとした委託料を支出するべきではないかというふうに言っておりましたので、今回、これで見ますと、増額されておりますので、その増額の内訳などをお教えしていただきたいと思います。 80 ◯委員長(前島守雅君) 環境保全課長・高木君。 81 ◯環境保全課長(高木秀之君) お答え申し上げます。  ごみ収集委託料につきましては、過去3年間、委託料の凍結というようなことで、値上げはしてございませんでした。平成11年度、4月より、容器包装リサイクル法施行に基づきまして、ペットボトルの回収を市内全域、全集積所を対象に開始するわけでございます。これに基づきまして、この回収の費用、それと値上げ分を含めまして、1カ月、1台当たり115万5,000円というような値上げをさせていただいたわけでございます。1台当たりの値上げということで、6万7,000円の値上げということで、月115万5,000円の7.1台の12カ月、それに消費税ということで、1億332万6,300円。それに、おまつりが3日間実施されるわけでございますが、そのごみの回収につきましても以前より業者に委託してございます。これが午前中ということで、4時間ぐらいの回収になるかと思いますが、1万8,900円の2台分、それの3日間、2社にお願いするわけでございます。それと消費税ということで、23万8,140円。ごみ収集委託料として、合計いたしまして、1億356万5,000円でございます。  以上でございます。 82 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 83 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。この厳しい状況の中で、委託料に対して、なかなか上げられないというか、そういう中でも増額が図られて、きちんとした収集の委託ができるのではないかなというふうに思いますので、大変これはありがたいことだと思っております。  次に移りたいと思いますが、次に、消防費の方で、187ページになりますが、一般質問、予算、決算等で毎回毎年やらせていただきまして、消防団の報酬並びに費用弁償、処遇改善ということで、なかなか厳しい状況の中で上げられなかったということなんですが、本年度、約7年ぶりに、消防団員の報酬が上がってきたと。それと、費用弁償が見直されたということで、大変私も感謝申し上げる次第であります。今までこのことに対してやってきて、大変、効果というか、あらわれたんじゃないかなというふうに思っておりますが、この内訳に関しまして、586万4,000円、前年度ですと550万程度だったと思うんですが、また、費用弁償の471万ということで、またこれが増額されておりますので、そこら辺について、中身を答弁いただきたいと思います。 84 ◯委員長(前島守雅君) 総務課長・渡辺君。 85 ◯消防本部総務課長(渡辺 茂君) お答え申し上げます。  消防団員報酬ですが、11年度、586万4,000円。今回、値上げいたしまして、年報酬でございますが、団長、副団長をはじめ、以下、分団長、副分団長、班長、団員、一律に2,000円を値上げしてございます。そのトータルが586万4,000円でございます。  それから、費用弁償の方ですが、内容につきましては、出場手当、それから出初式、秋季点検、これの費用弁償471万3,000円。それから、消防団員の訓練費の方ですが、費用弁償としまして、消防団訓練経費としまして848万9,000円を計上しております。これも手当を改正の予定でございまして、出場手当が、現行が2,500円、これが2,600円、訓練手当が2,000円が2,100円、それから警戒手当が2,000円が2,100円と、100円を値上げした額のトータルでございます。  以上でございます。 86 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 87 ◯委員(戸井田和之君) 了解しました。消防団の処遇改善ということで、平成11年度に予算の計上がされたということで、大変ありがたく思っております。より消防団の活動にバックアップというか、一層の体制をもって消防で活動していただきたいと、そう思います。  それでは、教育費の方に移らさせていただきたいと思います。私も今まで、父母負担の軽減ということで教育費にかかわる問題について質問させていただきました。その中で、今年度の予算として、初めて、学級運営経費ですか、そういうもので、学校行事で使用する文房具の用紙代とかそういうものが、今まで父兄が負担しておったものを公費で負担するということで予算が計上されたわけなんですが、本当にこれはありがたいことだと思います。まあ、小学校も中学校もそうですが。また、道徳、準教科書ですか、そういうものも、今までは父母が負担しておったものを公費で賄うということで予算が計上されておりますが、ここら辺の内容について、実際、学級運営経費ですか、文書代とかそういうものを、今回は小学校費だと397万2,000円ですか、それと、中学校では、進路指導対策費の補助金ということで進路指導に対する費用の補助ということで120万、道徳の教科書で小・中学校とも、小学校が175万5,000円、中学校が90万9,000円というふうになられておりますが、この内容をお知らせしていただきたいと思います。 88 ◯委員長(前島守雅君) 教育総務課長・芳藤君。 89 ◯教育総務課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。  まず、学級運営費についてでございますけれども、学級運営費については、従来、各小学校において保護者の方から徴収していた費用であります。今までは、徴収したお金を、画用紙とか、そういったクラスで使う購入費に充てていたものでございます。これにつきまして、今まで集めていたのは学校によって若干金額的な差がございまして、月額60円から200円ぐらい集めていたところでございますが、大部分の学校は月額100円で集めていたというようなことがございまして、今回の予算につきましては、月額100円という形で予算計上させていただいた次第でございます。  次に、進路指導対策費補助金関係でございますけれども、中学生の卒業後の進路というものは、大多数の生徒が高校進学を希望しているというようなところであります。そのために、各高校へ担当者が出向いたり、また、高校側から生徒等への説明に来てもらったりしているというような実情がございます。特に、高校入試に伴う願書提出等の一連の事務手続は、現実には中学校の教職員が行っているところであります。そのため、それらの経費を補助金というような形で中学校に交付いたしまして、その経費に充てようというようなものでございます。  次に、道徳の準教科書の購入でございますけれども、道徳というものについては、教科でないというようなことから、その教科書については保護者負担というようなことで購入してきたところであります。それを公費で購入して、保護者負担の軽減を図るものであります。教科書の値段でございますけれども、出版社により若干差がありまして、1冊当たり、概ね500円から530円というようなことになっております。  以上でございます。 90 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 91 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。まあ、月、約100円程度ということで、年間1,200円程度、父母負担の軽減が図られたんではないかなというふうに、一つ前進したと考えておりますので。まだまだ教育費にかかわるもので、かかるものがあります。父母が負担しなくちゃならないもの。そういうものに対しての軽減をもっと図れるように切に望むものであります。  次に移りたいと思います。かねてより要望しておりました、また、計画に入っておりました、北小の整備事業で設計・工事監理と校舎の改修を始められると。それと、府中中学校が実施設計の委託と調査の委託料がついたというようなことで、何とか、北小、府中小の改修・改築ができるんではないかなと、そういうふうに考えるわけなんですが、これらの北小学校の整備の内容と、府中小学校の……。まあ、調査ですから、これは調査ということで中身はあれなんですが、府中中学校の場合には平成12年度に改築が図られるのか、それとも13年度ぐらいになるのか、そこら辺の計画についてお伺いさせていただきたいと思います。 92 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・久保田君。 93 ◯副参事施設担当(久保田宇清君) お答え申し上げます。  まず、北小の改修事業でございますが、これにつきましては、昭和49年の3月建築及び7月建築の老朽化した建物の改修工事でありまして、内容としましては、校舎の外壁補修工事、内部の塗装工事及び浄化槽の設置工事等でございます。  続きまして、府中中学校の件でございますが、府中中学校につきましては、11年度、耐力度調査を実施しまして、それらの調査の結果によりまして、本年度、基本設計及び実施設計を作成しまして、平成12年度、13年度というようなことで、改築というようなことで計画してございます。  以上です。 94 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 95 ◯委員(戸井田和之君) 了解いたしました。かねてより要望しておりましたので、予算の計上がされて、府中中学校については平成12年度から13年度を計画しておるということで、早急に進めていただきたいと、そう切に要望します。  それでは、最後になりますが、現在、いろいろな、小学校・中学校等で児童・生徒のいじめや不登校やそういう問題が随分挙がっております。また、市内の中学校等においては、授業にならないとか、そういうような話を承っておるわけなんですが、今回、予算の計上にも出ておりますが、府中小学校にはいろんな指導教室とか、石岡中学校には臨床心理の専門を配置し、スクールカウンセラーの活用を図ったり、また、府中中、城南中、国府中には心の教室相談員というふうに、大変いい取り組みをされておるわけなんですが、実際、父兄や児童・生徒から聞きますと、先生との隔たりがあったり、また、友達との交流関係、また、つき合いがなかなか難しい中、学級崩壊というか、そういうような部分があるやに聞いております。そういう部分で、平成11年度、こういうふうに心の教室やスクールカウンセラー等を配置しておるわけなんですが、もっともっと取り組まなくちゃならない部分でもありますし、なかなか取り組みをしても難しい。父兄の問題とか先生の問題、また、地域の問題とか、そういうものが一緒になって取りかかっていかないと、なかなかこういうものがなくならないというふうに感じておるわけなんですが、教育長にお伺いさせていただきたいと思うんですが、ここら辺の教育環境の充実というか、そういうものに関しては平成11年度はどういうふうに取り組まれていくのか、また、教育長の考えはどういうふうに持っておられるのか、お伺いさせていただいて、私の質問を終わりにしたいと思います。 96 ◯委員長(前島守雅君) 教育長・藤城君。 97 ◯教育長(藤城 陽君) ご答弁申し上げます。  子供たちに対しましては、今、委員さんのご質問の中にございましたように、新しい、いろいろ取り組みを考えております。ただ、子供たちの教育に関しましては、やっぱり保護者と足並みをそろえてやっていくということが非常に重要なことと考えておりますので、今後、各学校の校長とも、また、家庭教育、生涯学習の方とも連携を図りまして、保護者との十分な協議の機会を持ちまして、学校と保護者が同じ足並みをそろえて子供たちの教育に励むような機会をたくさん設けていきたいと、こういうふうに考えております。  以上でございます。 98 ◯委員長(前島守雅君) 小吹委員。 99 ◯委員(小吹武男君) 1つだけお伺いします。予算書の121ページ、福祉会館の駐車場整備工事について、その内容をご説明願いたいと思います。 100 ◯委員長(前島守雅君) 社会福祉課長・田崎君。 101 ◯社会福祉課長(田崎利文君) お答え申し上げます。  福祉会館の駐車場整備工事35万円でございますが、これは福祉会館の駐車場の東側ですか、あちらに水路敷がございます。そこにはちょっと蓋がけがしてございませんので、福祉会館を利用した場合に、危険防止といいますか、そういうことが考えられますので、そこにガードパイプの附帯工事を安全防護策ということで計上をさせていただきました。  以上でございます。 102 ◯委員長(前島守雅君) 小吹委員。 103 ◯委員(小吹武男君) 東側の水路の蓋かけみたいな工事ということですが、私は、一般質問でも何回も言いましたように、フェンスを張って、公共用地の管理をきちんとしなさいということは何回も言っていたわけですが、それで、フェンスも予算化するというふうに私は聞き取っておったんですが、今、内容を聞くと、全然違うと。本来でしたら、福祉会館の南側の1.5メートルある水路、これは子供でも落っこちたら重大な責任問題になります。そういうことも何回も言っていたわけですが、それをやらないと。そういう考えは全然ないんですか。その辺をお聞きいたします。 104 ◯委員長(前島守雅君) 社会福祉課長・田崎君。 105 ◯社会福祉課長(田崎利文君) お答え申し上げます。  今の駐車場の東側といいますか、南側に、国有の水路が通ってございます。これは現場打ちの側溝で、深さが約1メートルちょっとぐらいある深い水路でございます。今、委員さんご指摘のように、福祉会館を利用された方が来た場合に、誤ってそこから、転落といいますか、落ちることも考えられますので、今回につきましては、駐車場とその水路敷の境に生け垣は多少あるんですが、そういうものでもちょっと危ないということなので、ガードレールみたいな、簡単なガードパイプを設置しまして、歩行者がそこから転落しないような工事を予定しております。  以上でございます。 106 ◯委員長(前島守雅君) 小吹委員。 107 ◯委員(小吹武男君) そうしますと、先ほどの東側というのは南側の間違いということですね。わかりました。  それじゃ、その関連で、そのパイプでフェンスがわりみたいな形のものをつくるということなんですが、その高さ。それから、非常時。あそこに民家が三、四軒あります。その三、四軒の民家の裏側になると思うんですが、そこまでかかるような工事なのか。その場合に、非常時の通路というのは必要だということは申し上げました、一般質問でも。その幅、通路の幅はどのくらいの幅にする考えなのか、お尋ねしたいと思います。 108 ◯委員長(前島守雅君) 社会福祉課長・田崎君。 109 ◯社会福祉課長(田崎利文君) お答え申し上げます。  ガードパイプの高さでございますが、具体的には、一部、あそこにつけてあるものもございますので、それと同じぐらいの高さ、大体、人が転落しないというような高さなので、1メートルちょっとぐらいのものを考えております。それから、その水路敷を通路として許可をとって利用している方がございますので、それは土浦土木事務所の方で占用許可というようなことで通路ということで許可をとってございますので、通路の出入り口の部分については、出入りができるようにそこの部分はそういうふうに対処したいと思います。  以上でございます。 110 ◯委員長(前島守雅君) 小吹委員。 111 ◯委員(小吹武男君) どれくらいの幅にするかということをお尋ねしているわけです。車が通れるような幅にするのか、現在のような、そのまま……。あるいは、通路。通路は必要だということは言っているわけですが、その通路としての幅で考えているのか。具体的に今考えられる幅員をお聞きしたいと思います。 112 ◯委員長(前島守雅君) 社会福祉課長・田崎君。 113 ◯社会福祉課長(田崎利文君) お答え申し上げます。  その幅でございますが、先ほど申しましたように、土浦土木事務所の方から占用許可をとっておりますので、その幅員ということで考えております。  以上でございます。 114 ◯委員長(前島守雅君) 小吹委員。 115 ◯委員(小吹武男君) それはおかしいということを一般質問で何回もやっているわけです。ということは、許可をとったのは、一般質問でも読み上げましたように、用水路の蓋がけだけの許可なんですね。そこを通路ということは、暗に駐車場も使うということで本人は許可をとったと思うんですが、その許可を悪用しているんですね、駐車場利用に、はっきり言いますと。だから、県の関係でと言い逃れしているわけですね。蓋かけ許可をとった。そのとき、福祉部長、暗に同意というような答弁もあるんですが、それはとんでもないことだと。あの周辺の住民はどれほどのことを言っているか。ふんまんやる方ない人が多いんですよ。それを行政がきちっとやらないこと自体、職務怠慢なんですよ、明らかな。これは地公法違反ですよ。で、何だか、私も質問が悪かったと思うんですが、これは一般質問ですがね、蓋かけの許可と、駐車場の私物化ですね、いわば。それを許可しているかどうかということ、それで聞いたわけですが、それは許可できないわけですね、市の行政財産という意味で。それを悪用して、許可をもらっているということで使っていること。それを放置しておく。重大な責任になるわけです。その辺、もう一度。蓋かけの幅と、駐車場を使う。全然関係ないんですよ、市には。だから、何で県の方の蓋かけの幅とそれを同じにするんですか。その辺、答えてください。 116 ◯委員長(前島守雅君) 福祉部長・今泉君。 117 ◯福祉部長(今泉 正君) お答え申し上げます。  ただいまの通路の幅といいますか、それと、今回予算計上をお願いしておりますフェンスといいますか、これの空き幅といいますか、そういうことについてでありますが、それぞれ土木事務所の方から、2.5メートルもしくは3メートルというようなことでの蓋がけの許可をとっている方がございます。そういう蓋がけの幅については、私どもとしては、確保といいますか、フェンスを空かせたいというのが考え方でございます。  それと、もう一つ、駐車場との利用の関係で、これは先日の一般質問の中でも申し上げましたが、本人といいますか、蓋がけを要望した地権者が、通路として利用するために申請をするに当たっての石岡市の意見書ということでありまして、蓋がけに同意をしているといいますか、そういう意見書が出されております。そういうことから、あくまで私どもは、福祉会館の駐車場を、通過交通というか、通過路として使用することには同意をしているんではないかというふうに考えているところでございます。ただ、駐車場への占用駐車、こういうものについて同意を与えているものではございませんので、一般質問の中でも申し上げましたように、そういう状態が出たときには随時退場をしていただくというようなことで、会館の管理を委託しております社会福祉協議会の方へ申し入れをしていきたいと思っております。そういうことです。 118 ◯委員長(前島守雅君) 小吹委員。
    119 ◯委員(小吹武男君) 私、まだ納得できないんです。駐車場に関しては、一般質問の答弁のとおり、当然のことです、退場させるということは。許可も与えることはできないわけですから。それを今まで、従前からも私物化してきたこと、これは犯罪的な行為と言われても仕方ないようなことです、はっきり申し上げまして。これが告発されたらどうしますか。市の責任は重大ですよ。一般質問になっちゃうから余り言いたくないんですが、ただね、水路の蓋かけの幅の間隔だけ空けると。何でそんなに通路に必要なんですか。五、六十センチ空ければいいんじゃないですか。それは設計を見直して。通路だけは確保しても、これは非常時の避難通路ということも考えられますから、そこまで言っているんじゃないんです。あそこを公平にやるという意味でも、やはり五、六十センチあれば十分通路として役に立つわけですから。その辺、よく検討して。また経過を見て、選挙が入りますから、また議席を獲得できれば一般質問でそれを追及していきますが、この35万、足らなかった補正、あるいは危なくないような形での、経費を縮めても、通路、50センチから60センチ、常識で考えてね。そういう考え方で。県とは関係ないんですよ、同意したと言ったって。蓋かけに対する通路の同意ですから、関係ありませんから。通路としてはこれはいいということは言っているんですから。ただ、そんな広い通路がなぜ必要なんだということを言っているわけです。常識で考えて、そんな広いあれは必要ないわけですから。あくまで五、六十センチね、そういう考えで工事をやっていただくように。関心がある人はたかが35万と言いますが、10年来からの課題といいますか、そういう意味では目玉の事業の一つと言ってもいいくらいの工事になりますから、その辺、慎重に考えてやっていただきたいということをお願いして、終わります。 120 ◯委員長(前島守雅君) 他に質疑はございませんか。金子委員。  暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午前11時57分休憩            ───────────────────────                   午後 1時30分再開 121 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  金子委員。 122 ◯委員(金子悦郎君) 1年間の予算案でございますので、慎重に審議をしなくてはならないということを考えたときに、私も二、三問質問をいたしますので、お願いをいたします。  まず最初に、93ページ、水の路クリーンナップ事業についてでありますが、一般質問等でも行っていますが、この391万7,000円の内訳についてお聞きをしたいということと、他に水質浄化にかかわる予算はどこにあるのか、お答えをいただきたいと思います。 123 ◯委員長(前島守雅君) 環境保全課長・高木君。 124 ◯環境保全課長(高木秀之君) お答え申し上げます。  水の路クリーンナップ事業関係の予算でございますが、まず、謝礼金ということで3万6,000円、これは四万十川浄化施設の取水口、非常にごみがたまるというようなことで、それの清掃をお願いしております。それと、あわせて、親水公園の清掃ということで、2名の方にお願いしておりまして、3万6,000円ということでございます。それと、普通旅費1万6,000円、これは水の路関係で県及び県南総合事務所等への旅費でございます。その他の消耗品費7,000円ということですが、これはワープロ等の感熱紙でございます。印刷製本費4,000円、これは写真等を撮った場合の現像代ということでございます。それと、電気料195万円、これは四万十川の浄化施設の電気料でございます。次に、委託料190万4,000円、四万十川の浄化施設の維持管理費ということで、維持管理の作業費でございます。それで、3カ月ごとに年4回の実施を行っております。1回18万8,000円で、4回ということで75万2,000円。それと、機械点検作業員、前に説明した3カ月ごとに点検しているわけでございますが、その3カ月じゃなくて、それを除いた月に機械の点検作業を実施するわけでございます。それが1万8,600円の8回ということで14万8,800円。それと、水質の分析費ということで、水質検査、流入水、放流水の2検体の検査を実施しております。一式5万4,000円で、12カ月で64万8,000円。それと、浄化施設でございますが、設置しまして、11年度は3年目に入るものですから、汚泥等がたまるわけでございます。その汚泥の運搬処理費ということで26万4,000円、合計いたしまして181万2,800円、それに消費税が9万640円ということで、合計いたしまして190万3,440円ということで予算を計上させていただいたわけでございます。  それと、ほかの浄化対策ということで、前のページ、91ページに霞ヶ浦浄化対策費ということで計上してございます。  以上でございます。 125 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 126 ◯委員(金子悦郎君) 一般質問をしたときの、経費ということで、これは380万ですね、電気料と合わせてね。ちょっとこれは聞きはぐったのかなという感じもするんですが、380万という予算は毎年かかっていくことですね。 127 ◯委員長(前島守雅君) 環境保全課長・高木君。 128 ◯環境保全課長(高木秀之君) お答え申し上げます。  四万十川の浄化施設を維持管理する中で、この金額は毎年かかる金額でございます。  以上でございます。 129 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 130 ◯委員(金子悦郎君) 一応了解はいたしましたが、水の路クリーンナップ事業ということで石岡市の主要施策に入っているんですよね。ちょっと予算が、私は、足りないのかなということを感じましたので、ここで取り上げたんですが。というのは、何回も一般質問で質問しておりますが、霞ヶ浦の水質浄化ということは、これはもう我々が今世紀にやらなくちゃならない最後の大きなことではないかと思うんですよね。ですから、もう少し予算がつけられるものかなと思っていたんですが、正直、がっくりしたということが現実でございます。と同時に、霞ヶ浦周辺の環境、これは今、高浜町その他で大きな問題になっているんですね。ということは、釣り大会をやっていますね。そうするとね、そのときは清掃はするが、その後は缶が散乱していると。それから、今盛んに騒いでおります、釣り針の切れたのが散らばっているということで、釣り大会以外のときに釣りに来ようと思っても、汚くて、あそこでは釣りはできませんという声がたくさん出ているわけなんですね。ですから、そういうものに対する対策等もね、これはよく言うんですが、高浜の観光資源、要するに釣り場という観光資源ということを考えたときに、やはりそれらをきちんと考えていかないと、資源にはならないんですよね。まあ、埋蔵文化財と同じものになってしまうんですね。ところが、現実にその高浜の釣り場ということであるわけですから、これを担当の方々がよほどしっかりお考えいただいて財政の措置をしないと大変なことになりますよと私は思うんですね。ですから、今回はそれだけの予算ということでありますので、今後どうするのか。補正予算とかね。まあ、今、本予算をやっているんですから、今から補正予算の話をすると、おかしなことになりますがね、しかし、霞ヶ浦水質浄化という面について市の姿勢がこの予算書にあらわれているのかないのかと聞かれたときに、これだけのものだということを、他の方々が見たときにね、じゃ、石岡市は霞ヶ浦水質浄化というものについてどのように考えているんだと言われることは必定ではないかと私は思うんですよね。ですから、まあ、この問題は、いずれにしろ、それだけの予算であるということでありますので、一応終わりますが、ひとつそこらのところをよくお考え、今後の参考に生かしていただきたいと思いますので、これは要望に終わります。  次に、97ページの美化推進事業ですね。これも、細かに説明していただいても、そのとおりでありますので、植栽管理委託料、これだけね。これ、どういうふうにやるのか。それと、141ページかな、環境美化推進事業とありますね。これは所管が一緒かな、141ページの環境美化推進事業というの。これは所管が違うかもしれませんね。 131 ◯委員長(前島守雅君) 一緒です。 132 ◯委員(金子悦郎君) ああ、一緒ですか。だとするならば、環境という言葉があるだけで、美化推進事業と同じなんですよね、これね。だから、これはどういうふうに違うのか、違いをお答えいただきたいと思います。 133 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・矢口君。 134 ◯副参事環境担当(矢口 晟君) お答えいたします。  まず最初の、美化推進事業の中の植栽管理委託の内容についてということですが、植栽管理委託、132万円計上されております。その内訳としまして、三村の上谷原池周辺の桜の木とか土手の草刈り、2番目といたしまして、庁舎前の花壇の草花の花の植えつけ、3番目といたしまして、同じく庁舎前の玄関の階段のところにプランターの花を季節ごとに飾っております、その植えつけ委託。あと、4番目といたしまして、商店街プランターの草花の苗の植えつけ等でございます。もう一つ、5番目といたしまして、高浜ふるさとづくり地区の除草、コスモス等の苗の播種、あとは高浜四万十川方式浄化施設等の除草等の委託となっております。続きまして、環境美化の方につきましては、まず、内訳としまして、一番大きなものが、美しい石岡をつくる市民の会の補助金250万円が含まれております。そのほかといたしまして、旅費3万1,000円、需用費、それぞれ文具・用紙代が2万2,000円、その他消耗品費が1万円、あと、年に3回ほど行っています秋の清掃大作戦等に各町内等にお配りいたしますごみの袋代が30万9,000円というようなことになっております。  あと、それぞれの事業の大きな違いといたしましては、環境美化推進の方につきましては、市民の団体等を対象として行う補助等々でございます。最初の美化推進につきましては、市関係の公共出先機関等へ花の苗の配付等も行っております。  以上です。 135 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 136 ◯委員(金子悦郎君) 何かわかったようなわからないような感じなんですが、それは市の周辺というか、市の出先機関の花等もやっていると。そうするとね、例えば、公民館の項目を見ると、公民館にも植栽管理委託料という形で挙がっているんですよね、これね。そうかと思うと、教育委員会ですが、去年の予算の中には小学校か中学校の部で植栽管理委託料が挙がっていましたが、今年、挙がっていないんですね。どうなっているの、これ。挙げたり、挙げなかったり。私はよく、また桜の話が始まったと言われるかもしれませんが、毎年、予算、決算のときには桜の木の花を取り上げております。これは、ご存じのように、古い木を守るという大きな問題があるわけですね。桜づつみ、結構でございます。しかし、桜づつみについては、一回全滅したということもあったわけですね。これは補助事業であるから全滅しても仕方がないやというような声も出ていたそうですが、それは別といたしましても、桜づつみ事業とかというような、新しい苗を植えて育て上げるということも大事であると思いますが、古い木を守るということからいけば、当然、学校の敷地にも桜の木はあるわけですね。市の観光事業の一つに、花祭りがあります。国分寺の桜の花ですね。これの手入れも全くされていません。今から約8年か10年前かに1回やったきりで、やっていないと。多分、去年の決算委員会予算委員会でも桜の花の問題を取り上げたと思いますがね、全くやっていないと。そのときは、やりますと言ったんですね。やっていないんですよ。予算計上してもやらないって、どうするんですか、これは。だから、少なくても私は、国分寺の桜にしても、市の観光事業の一つに、写真入りで国分寺の桜の花が出ているんです。ですから、所有は国分寺のものであっても、市がそれなりに責任を持って手入れをしなければならないんじゃないですかと、今まで言ってきたんですね。ところが、予算にありますからやりますと言っていても、やっていないんですよ、現実的に。私、行きました、この前。10年来やっていないということですね。だから、やらなければやらないと、はっきり言ってくれればいいんですよ。やりますと言っておいて、やらないという、これがわからないです、私もね。予算委員会とかのときには、やりますと言っておいて、あと、忘れちゃって、予算がなかったからやりませんと。これは無責任極まりない話だと私は思うんですよね。だったらば、今年度は予算がありませんからやりませんと、こう言えばいいんですよ。  例えば、桜の木一本だって生きているんですよね。生き物と同じなんですよ。おまけに、石岡の観光資源として利用しているという桜で、皆さんも、よく花祭りを歩きますと、市の職員の方に何人にも会います。花の咲いたときには、ああ、きれいだなということで見ていると思うんですね。それで、あれだけの人が出ているんです。ですから、まあ、予算に計上されている、計上されていないは別としても、きちんと守っていかなければならないものではないかと私は思うんですが、小学校、中学校の植栽の管理委託料についてのご答弁をお願いいたします。 137 ◯委員長(前島守雅君) 教育総務課長・芳藤君。 138 ◯教育総務課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。  小学校などの植栽管理委託料、197ページの右側の真ん中あたりにあります、13番、植栽管理委託料150万円のご質問かと思います。これにつきましては、学校の校庭にあります庭木といいますか、学校の敷地にある樹木の剪定の委託料でございます。定期的にある程度剪定しないと、やはり枝があばれてしまいますので、そのための予算でございます。  以上です。 139 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 140 ◯委員(金子悦郎君) そうすると、小学校、中学校を一緒にして今年は計上したということですね。 141 ◯委員長(前島守雅君) 教育総務課長・芳藤君。 142 ◯教育総務課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。  平成11年度につきましては、小学校の樹木の剪定を行いたいということで予算計上したものでございます。 143 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 144 ◯委員(金子悦郎君) そうすると、中学校はやらないということですね。 145 ◯委員長(前島守雅君) 教育総務課長・芳藤君。 146 ◯教育総務課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。  中学校につきましては、中学校の学校管理費の中の臨時作業員賃金というのがございまして、この賃金で賄える範囲で行いたいと思います。 147 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 148 ◯委員(金子悦郎君) ちょっとわけがわからないんですよね。片方は植栽管理委託料ということで委託費から挙げていると。片方は賃金の方で挙げていると。去年もそうでしたよね、平成10年度も、多分ね。だから、予算書というのは、きちんとされていないとね、どこに何があるんだと聞かれるんですよ、これは。だから当然、小学校で、植栽管理委託料ですか、これは。そうならば、当然、中学校も項目として載せなくちゃならないでしょう、現実に木があるんですから。小学校だけあって、中学校がないわけじゃないんですから。なければやりませんということでしょう。あれば、やるけどもと。だから、予算というものをもう少しきちんとつくっていただかないと問題がありますよということを言わざるを得ないですね。まあ、いずれにしろ、そういうわけで、今、予算があるということはわかりましたので、今年度は桜の木の手入れもやっていただけるものと私は解釈をいたしますので、この問題はこれで終わりといたします。  次に、199ページの北小学校整備事業についてお伺いいたします。これは多分、私の記憶で申しわけございませんが、過去に、同じような校舎が全国にあって、テラスの部分が落下するというようなことから、全国的に緊急対策事業ということでやっていると思うんです。今回のこの北小学校の整備事業というのはどういう内容なのか。要するに、過去にあった工事と重複するのかしないのか。その点、お伺いいたします。 149 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・久保田君。 150 ◯副参事施設担当(久保田宇清君) お答え申し上げます。  北小の改修事業につきましては、午前中に戸井田委員さんにお答えした内容でございますが、委員さんから今ご指摘の、過去にあったかどうかということにつきましては、そういうことはなかったかと思うんです。で、今回、テラスにつきましては、初めて手をつけるというような形で行いたいと思っております。以上、テラスも含めて対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 151 ◯委員長(前島守雅君) 教育次長・草間君。 152 ◯教育次長(草間 暁君) お答えを申し上げます。  ただいまの北小学校の改修事業でございますけれども、委員ご指摘のテラスとは別にしまして、今までの事業とは別に、新たに学校の外装・内装、浄化槽の改修等を実施する。平成11年度につきましては、今申し上げましたような改修を実施する事業でございます。 153 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 154 ◯委員(金子悦郎君) わかりました。そういう回答でしたらば私もわかるんですが、これは先ほど言ったように、前に、テラスが落ちるということで大変大きな問題になったということは事実でございます。そのようなことから、急遽、改修工事をやったと聞いておりますので、それとダブって改修をするのであれば問題があるから質問したことであって、そのテラスの改修でないということでございますので、了解をいたします。  それと、先ほどちょっと触れましたが、桜づつみ維持管理費ですか、97ページの。もう一回、申しわけございません、戻っていただいて。この桜づつみの維持管理経費ですがね、177万7,000円ですか。これについて、私も前に一般質問でやっているんですが、桜づつみのあの場所ね。本当に、散歩しようと思うと、もう犬のふんのにおいでどうにもなりませんよということが再三あそこを歩いている方に言われるんですね、これは。ですから、そういう立て看板を立ててあってもだめなのか、それとも、徹底して立て看板を立ててあるのか。あそこは結構、今、歩く方が多くなっているんですよね。それで、あそこヘ入ろうと思うと、とてもじゃないが、犬のふんのにおいでどうにもならないというようなことなんですね。だから、そこら辺のところをどういうふうに考えているのか、お答えをいただきます。 155 ◯委員長(前島守雅君) 市民活動課長・飯田君。 156 ◯市民活動課長兼いきいき地域づくり事業推進担当(飯田宗蔵君) お答えいたします。  桜づつみの維持管理につきましては、除草委託料、それから植栽管理委託料、これにつきましては、堆肥、それから殺虫剤の散布というようなことで計上してございます。それから、除草委託につきましては、年に3回ということで委託をいたして管理をいたしているところでございます。さらに、清掃委託ということで、今、ごみの収集、それからレンタルトイレの清掃というようなことで、この桜づつみに関しては、ただいま委員さんお話がありましたように、桜がメインでございます。したがいまして、現在のところは、桜並木の維持管理ということで、まだ桜の花は、若干ではありますけれども、咲いているというような状況でございますけれども、これから、この管理につきましては、ただいまお話がありましたように、犬のふんとかそういうものは注意するようにということで看板を設置したところでございますけれども、まだ不備な点があろうかと思いますので、今後そのような中で看板の設置等を徹底する中で管理維持に努めてまいりたいと思います。 157 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 158 ◯委員(金子悦郎君) 私の質問は以上で終わります。 159 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・久保田君。 160 ◯副参事施設担当(久保田宇清君) 先ほどの委員ご指摘の北小学校のテラス、過去にやったかどうか、あったのかというようなご質問で、先ほどは、なかったというようなことだったんですが、訂正いたしまして、過去に大規模改修、その際にテラスの工事も終了していたというようなことがございます。  以上でございます。 161 ◯委員長(前島守雅君) 金子委員。 162 ◯委員(金子悦郎君) はい、了解いたしました。以上で私の質問を終わります。 163 ◯委員長(前島守雅君) 菱沼委員。 164 ◯委員(菱沼成房君) 菱沼でございます。四、五点、簡単に質問させていただきます。  最初に、117ページ、民生費、高齢者支援事業の中の記念品代ということでご質問させていただきます。この点については、昨年の9月の定例会で1度一般質問させていただいております。その際申し上げていることは、現在、今月の25日から、地域振興券というようなことで、景気浮揚策のために、15歳以下の方々、それから65歳以上の方々への支援というようなことで、今の低迷した景気を浮揚させようというようなことで、そういう支給があるわけですが、昨年の一般質問の際、この年配の方々の毎年行われる敬老の日の記念品の件について、ご夫婦で行かれる方、そういう方々がたくさんおられるわけですが、一家のうちで何人も同じものをもらって、それも毎年もらっても使いようがないと。こういうようなことから、たとえ1,000円でもいいから商品券でいただけたらば自分の好きなものを買える、その方がよっぽどありがたい、こういった声を何回かの敬老会の式場でお話を聞きました。そういうことで、前回はちょうど9月の定例会でございましたので、福祉部長の方からも、現在もう手配して、本年度については間に合わないよというようなお話でございました。そういう形の中で、本年度は、今言ったように、そういった方向で行けるかどうか、その点をひとつお聞きしたいことと、昨年は予算で977万6,000円でございました。本年は721万ですね。そういう形の中で、約二百五、六十万少なくなっているわけですけども、実際に今度は、お年寄りが大分今亡くなったりなんかしていますから、もらう対象者が少なくなったのか、それとも、この予算の減額、こういったことについてのことは内容はどういうふうになっているのか、最初に2点ほどお伺いします。 165 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・勝野君。 166 ◯副参事高齢福祉担当兼石岡市ふれあいの里推進担当(勝野光男君) 敬老会の記念品のことについてお答えいたします。  敬老会の記念事業は、婦人会とか地区の駐在員さんで実行委員会をつくりまして、その中で実施しております。そして、昨年度の最後の敬老会の時点で反省会を持ちまして、敬老会のあり方について、皆さんでご討議をお願いしました。そのときに、事務局としては、敬老会の記念品の商品券の案を持ち出しましたが、実際は記念品は985円あたり、1,000円前後の記念品でございますので、そのときに、商店、また、間に入ったところに手数料を払いましたら、750円かそこらになっちゃうんじゃないかなというお話がございまして。また、三村、関川、高浜地区については、遠いところで、商店がないと。そのために、タクシーで行って1,500円なり2,000円払うのはなかなか難しいんじゃないですかということで、そういう案が出ました。そして、事務局としては、今後もその点についていろいろ委員さん方とお話ししまして、改善していきたいとは思っております。  第2点目の、昨年度の記念品代より200万円くらい減ったわけなんですが、昨年度は、喜寿286人、米寿112人、長寿276人というような形でございました。そして、この前の実行委員会の中でも、長寿の場合、90歳から99歳まで毎年同じようなものをもらったのでは家の中にたくさん余っちゃうんじゃないかなというようなお話がございまして、そして、そのお金はほかの在宅福祉サービスに使ったらいいんじゃないかというふうな案が出まして、今年度は長寿分は出さないような形で予算計上を行いました。  以上です。 167 ◯委員長(前島守雅君) 菱沼委員。 168 ◯委員(菱沼成房君) 内容はわかりました。本年は、今言ったように、いわゆる最高齢ですね、そういった方々に対する記念品を少なくしたと、こういうようなことで減額されたというようなことであります。しかし、逆に言ったら、私は、老人会というのは、この対象者は70歳ぐらいかなと思いますけども、老い先短い高齢者の方の方々こそ、やっぱりそういったものに対しての手厚い措置が必要ではないかと思います。まあ、今、勝野さんがおっしゃられたように、1,000円券がそれに満たないというようなことであれば、逆に、1,000円にしてもいいんではないかと私は思います。そういう使えるものにすれば。結局、希望者は確かに全体のプールすれば九百八十幾らということで1,000円に満たない、商品券にならないと言っても、それは若干、今言ったそういったものを上の方は削るとかなんとかということであれば、それは1,000円にしてもいいんではないかと。そして、一律1,000円というような形であれば、当然、物で見せかけをよくするということで、900円の内容でも見かけはいいということでありますけども、しかし、今言ったように、どなたも使えるような、そういうものに。例えば、1,000円にしてやっても、それはそれこそ行政サイドの言っていることで、これでやりなさいと言うからそうなのであって、何人で1,000円とかければ、それは一番簡単な方法ではないかと。また、実行される方々も非常に手間も省けるだろうし、また、もらった方々も、ただ1,000円でもいいと、こう言っているわけですから。そういうことで、今年の実行委員、いわゆる婦人会及び民生委員の方々には、ひとつそういう方向で検討していただきたいと。それが、お年寄りに本当に温かく、そして心のこもった、そういった行政側の対応ではないかというふうに考えます。何人で割って、こうなったら九百幾らだからって、これは余りにも……。これだけの予算でやりなさいと言うからそういうことであって、逆に言ったら、下に何人いるんだと。それに1,000円×幾らと言ったら、逆にその方がきちんとした明快な措置もできるし、今言ったように、もらった方も喜んでいるんではないかと私は思います。それで、今言った1,000円券じゃなくて、500円券2枚でもいいでしょうよ。そうすれば、500円で2回使えるというようなことであれば、そういうようなことは臨機応変にできるんではないかというふうに思います。ですので、これ以上は言いませんけども、そういったことをひとつ検討していただいて、それで、私たちも中には間もなくという人もいると思いますけども、我々もそういう陣列に連なっていくわけですから、今度は若い人たちからやはりそういう思いをかけていただくということが我々も一生懸命生きてきた意味もあると思いますので、行政は冷たいとか何かじゃなくて、温かい、特に今後こういった問題については措置をしていただきたいというふうに思います。ですので、今の点については希望しておきます。  同じページの同じ老人福祉費の問題で、最近、私たちも、政治活動というか、歩いていますと、高齢者ふれあいの家ということで、地域でたくさん見かけます。そういうことで、今回も、高齢者ふれあいの家設置補助金912万5,000円と、こういうことで予算計上してあるわけですけども、現在どのくらい設置されておられるのか。そして、今年度の912万5,000円という予算の中においては新たに何軒ぐらい予定をし、その内容と。それから、当然これは、聞くところによると、大分多額の家賃とか、そういった経費も入っているような感じを受けますので、その内容をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 169 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・勝野君。 170 ◯副参事高齢福祉担当兼石岡市ふれあいの里推進担当(勝野光男君) 高齢者ふれあいの家設置補助金についてお答えいたします。  平成8年度から始まって、現在、10年度で10カ所でございます。公民館、集会所のない老人クラブに対してのふれあいの家の設置でございます。建物賃借料として月額7万円、初度の契約経費ということで4カ月分、28万円でございます。初度設備費ということで、こたつとかストーブを購入した地区に対しては、最高限度額5万円でございます。そして、新規分として、今年新たに、さつき老人クラブ、若松東老人クラブになるかと思います。あと、東ノ辻老人クラブが新規で2カ所、合計12カ所でございます。  以上でございます。 171 ◯委員長(前島守雅君) 菱沼委員。 172 ◯委員(菱沼成房君) わかりました。ですが、特別借りるわけですから、借りる方に対して、大家さんに家賃として7万円というのは若干高額ではないかというふうに思うわけですが、まあ、我々、拝見したところ、空き家ですから、当然新築のところではありませんので、非常に壊れかかっているような内容のところが多いかなと思います。ですから、今年度2カ所ということですけども、これからも希望があれば、いわゆる集会所、若い人がいない、そういったところの寄り合い所というか、そういうようなところを手当てしていくのはよろしいかなと。そのほかに、私が今まで見たところでは、一般の、そこは借りているところかどうかわかりませんが、開放して、いわゆるお年寄りが集まりやすいところ、こういうところも見かけます。逆に言ったら、そういうところにもちょっと考えてやったらどうかなと。やはり離れている場所でありますので、確かにそこに欲しい。いつも常駐しているということではありませんから、今、この寒い時期ですと、非常に寒々として、何となく、本当にこの集会所は使っているのかなというようなところが何カ所か見受けられます。しかし、それでもやはり、一応老人会にそのような……。特に、1年で7万円じゃないでしょう、月7万円でしょう。ですから、これは本当に大変なことだなというふうに思います。でも、わかりました。  それと、もう一つ、その下、高齢者と子供のふれあい事業補助金ですか、40万円。これは先ほどの高齢者ふれあいの家と、ここにちょっと子供が入っただけなんですけども、この事業の内容をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 173 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・勝野君。 174 ◯副参事高齢福祉担当兼石岡市ふれあいの里推進担当(勝野光男君) 高齢者と子供のふれあい事業補助金についてお答えいたします。  高齢者と児童との世代間交流活動を地域ぐるみで推進し、高齢者の生きがいを高めるとともに、児童との健全育成を図るということで事業を進めております。老人クラブが子供会等の子供たちと交流事業を実施した場合に活動に要する経費の一部を補助するということで、2カ年継続でございます。補助金として、1クラブ当たり、1年間で10万円でございます。今までやってきた継続分2カ所、あと新規分2カ所の合計4地区で40万円でございます。  以上でございます。 175 ◯委員長(前島守雅君) 菱沼委員。 176 ◯委員(菱沼成房君) わかりました。  次に、今回、条例の議案としても出ています霊園事業の特別会計、401ページですか。この点について、若干お伺いします。3月5日の一般質問等で久保田委員の方から佐藤参事の方に質問して、内容はわかっております。新規に半の木霊園を拡張し、970区画の新しい墓地をつくるというようなことであります。そして、永代使用料として、24万円というようなことであります。この点も、昨年の9月の補正で、半の木霊園拡張工事基本設計委託料というようなことで262万5,000円の計上があったわけであります。で、今日はちょっとお伺いしたいのは、当然、所管の委員会には示されているんではないかと思いますが、一応、この際の基本設計委託料ですので、もし基本設計ができて、そして、その結果として970区画ということが答弁の中に出てきたと思いますので、もしでき得れば、その基本設計のコピーなどをお示しいただければ、お願いしたいというふうに思います。 177 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・矢口君。 178 ◯副参事環境担当(矢口 晟君) お答えいたします。  ただいま委員さんの質問によります半の木霊園の基本設計委託につきましては、現在制作中でございまして、工期が3月の26日ということで、今議会中の12日の文教厚生委員会の常任委員会の方へ諮りたいと思っておりまして、今の段階では、検討しようというようなことで、成果と言えるような決定的なものではございません。  以上です。
    179 ◯委員長(前島守雅君) 菱沼委員。 180 ◯委員(菱沼成房君) わかりました。それでは、その文教厚生委員会等に出されたときには、委員会所属でない議員にも見せていただければ幸いです。じゃ、それは以上で終わります。  次に、この総合計画の中の1点だけ、ちょっとお伺いします。この中の33、34というようなことで、在宅デイサービス、ホームヘルプサービス等に関連してのことであります。これは3年度のローリングで行っているわけですけども、在宅老人デイサービス、平成12年度は介護保険制度へ移行するというような内容で、予算はゼロ査定と、こういうようなことになっているわけです。それで、ちょっと介護保険制度の件についても前回の一般質問等において福祉部長の方からるるお話があるわけですが、この介護保険制度は、いわゆる地方分権の位置づけというか、いよいよ石岡市として独自の制度としてやっていくんではないか。これは国の方が、こういった医療関係についてはもう手一杯だよというようなことから、制度だけを設置して、あとは自治体でやりなさいと、こういうようなことでの、自治体に押しつけているような内容ではないかと、こういうようなことで私は感じております。今、これから対象になる40歳以上の方々、保険を納入される方々は、一様に心配しているのは、本当にこの制度を実行していったときに応分のサービスを受けられるのかどうかというようなことと、その保険を掛けただけ、今申し上げましたように、サービスが受けられるのかどうか、こういった心配があるわけです。それと、私がいろいろ思いますのに、この納入、いわゆる徴収方法ですが、一律、国の方で定めているのは2,500円というようなことでありますが、その自治体でサービスを受けられる方が多くなったり、そういった場合には、当然、保険料が少なくなる。いわゆる財源不足ですね。こういうようなことから、この制度を実行していった場合に非常に心配が出てくるんではないかと。特に私は思っていますのは、今回も、まあ、どなたも触れられておられませんでしたが、特別会計の健康保険の歳入の問題でも、いわゆる未徴収の方がたくさんおられ、そして、歳入面での前年度の徴収ということで、1億何千万かの徴収額が出ております。こういったことから、果たしてこの40歳以上の方々が……。年金者は天引きですからいいですけども、それから、サラリーマンも当然天引きされて納入されると思います。しかし、自家営業、もしくは農業者、その他そういった方々が真面目に保険料を納められるかどうか、その辺が、いわゆる健康保険税と同じように、この保険制度が立ち行くかどうかというのの内容が非常にこれから大変ではないかというふうに思うわけです。そういうことで、当市、石岡においては、その全国一律2,500円の徴収で賄っていけるのかどうか、また、石岡独自では、もっと安くとか、もっと徴収額が多くならないとだめだというようなことで増額があるのかどうか。現在、算出の段階でしょうけども、検討されているかどうか、その辺の見通しをお聞かせいただきたいと思います。 181 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・小松君。 182 ◯副参事介護保険準備室長(小松 修君) お答えいたします。  介護保険料等についての額についての検討はどういうふうになっているかということでございますけれども、最終的には、市町村の議会に保険料を上程し、それで決定するということでございますが、現在、国の方からのいろんな準則、それからガイドラインといいますか、指針等もまだ完全なものが入ってございませんし、先ほど委員がおっしゃいました全国平均2,500円というのも、新聞紙上等で見ますと、それが2,800円というようなことにも変わってきているような厚生省の考え方ということです。また、私どもの方としては、その2,500円というのは全国的な平均のものを出したということで、先般ちょっと説明会がございましたけれども、それは固定したものではないということで、先ほどの委員のご質問の中でも、各市町村それぞれのサービス基盤というものがございまして、そういうものの整備、それからサービス料、その給付の内容等によって保険料が変わってくるということで、現時点では、保険料は幾らになるということは、ちょっと私どもの方からは確定したことは言えないということでございます。 183 ◯委員長(前島守雅君) 菱沼委員。 184 ◯委員(菱沼成房君) 今、説明があったように、非常にこれはまた年金者等の方々は心配ですね。今、本当に、年金はどんどんスライドして上がっていくということは、最近の状況ですと、ありません。そういう形の中で、とにかく40歳以上の方々から全部徴収するわけですから、当然、ますます苦しくなっていく。また、今の預金の利子、こういったことでの、その利子で食べていたという人たちも今現在は取り崩していかなきゃならない。こういう形の中で、また、受けられるかどうかわからない、こういった内容の保険に対して、今申し上げました、2,800円になるのか、3,000円になるのかわかりませんが、支給されるわけですから、その方々は当然、もういや応なしに取られると。これはもう生活に関係なくということです。問題は、先ほど言いましたように、自主的に納める、いわゆる自営業及びそれに関連する、徴収できない、そういった方々が本当に、金額がアップしたということに対してどのような措置をしていくのか。これが今、私自身も、それから国の方もちょっと無責任だなと思うのは、結局、制度だけをつくって、あとは自治体、おまえたちでやれよと、これでは皆さん方も本当に大変だなと思います。しかし、今、最近のテレビ等においては、病院等も倒産しちゃうというような、こういった高医療の時代ですから、当然これは、納めても本当にサービスを受けられるのかなと、こういう心配になるのは……。 185 ◯委員長(前島守雅君) 菱沼委員に申し上げます。平成11年度予算審査に係る質疑をお願いいたします。 186 ◯委員(菱沼成房君) わかりました。済みません。  そういうことで、今年度も介護保険の問題がありますが、ぜひとも市民の方々が納得いけるような今の事業であってほしいと思いますし、先ほど申し上げました、来年度移行される在宅デイサービス等についても、この中において、市民の方々に心配をかけないような、そういう事業であってほしいと思います。今、委員長の方からご注意を受けましたように、ちょっと幅広くなって申しわけありませんでした。そういうことで、この介護保険制度、来年の4月実施ということでございますので、本年1年、皆さん担当の方はご苦労されると思いますが、ひとつ市民サービスに努力していただくように頑張ってほしいと思います。  以上、終わります。 187 ◯委員長(前島守雅君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 2時35分休憩            ───────────────────────                   午後 2時47分再開 188 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はございませんか。  小松委員。 189 ◯委員(小松美代子君) 小松でございます。平成11年度の予算書につきまして、ページを追って質問させていただきます。  まず、歳入から伺わせていただきます。59ページになります。59ページの社会福祉費補助金というような形で、民生費の国庫補助金、ホームヘルプサービス事業補助金が4分の2、それから、デイサービス事業補助金、ショートステイ事業費補助金、在宅介護支援センター運営事業費補助金、4分の2というような形での歳入予算が計上されておりますが、これは平成12年度介護保険が実施されますと、この国庫補助金が削られてしまうのかどうか、その点についてお尋ねをしたいと思います。 190 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・勝野君。 191 ◯副参事高齢福祉担当兼石岡市ふれあいの里推進担当(勝野光男君) ホームヘルプサービス事業補助金などのデイサービス、在宅福祉サービスについての国庫補助金について、平成12年度以降補助金が削られてしまうのかというような質問に対しましてお答えいたします。  まだ国及び県の方からそういう指針は来ておりませんが、介護保険の目的から言いましても、多分削られるのかなとは思います。ただ、現在のまま、どの程度のデイサービス……、例えば身体障害者とか虚弱な老人がデイサービスを利用した場合の補助金制度が幾らか残るのかなということについては、まだ指針が来ておりませんので、よろしくお願いいたします。 192 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 193 ◯委員(小松美代子君) 介護保険の細かい内容がまだ知らされていないというような状況の中で、非常に不安を持つ一番大きな要因が、この国庫補助金が削られて自治体独自の支援ができない、そういうことが非常に心配です。今後、事業の内容がわかりましたら、お知らせいただきたいと思います。  次に、同じページで小学校費補助金、教育費の国庫補助金の中で、理科教育振興費国庫補助金が、小学校、中学校、各2分の1ということで、140万、60万。特別に理科教育にこの国庫補助が必要である、その理由についてお尋ねをしたいと思います。 194 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・久保田君。 195 ◯副参事施設担当(久保田宇清君) お答え申し上げます。  理科教育振興費国庫補助金、小学校、中学校というようなことで計上してございますが、これは、従来といいますか、今までも計上させていただいておったものなんですが、小・中学校における理科教育の振興を図るというようなことで、その補助金を計上させていただいております。  以上でございます。 196 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 197 ◯委員(小松美代子君) 新規事業じゃないということは私も理解しておりまして、特別に理科教育にこの国庫補助がつくという、この意味が……。例えば、実際にどういうものに使われているのか、おわかりであればご答弁をお願いしたいと思いますけれども。 198 ◯委員長(前島守雅君) 教育次長・草間君。 199 ◯教育次長(草間 暁君) ご答弁を申し上げます。  理科教育に特別に補助金がついている理由ということでございますけれども、これにつきましては、理科の実験等の備品、そういうものを購入するための国庫補助ということになってございます。  以上です。 200 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 201 ◯委員(小松美代子君) はい、ありがとうございました。  次に、社会教育費補助金の中で、国宝重要文化財等保存整備費補助金2分の1、この内容についてお尋ねをいたします。 202 ◯委員長(前島守雅君) 生涯学習課長・池田君。 203 ◯生涯学習課長(池田芳男君) お答え申し上げます。  国宝重要文化財等保存整備の補助金でございますが、3種類ございまして、1つとしましては埋蔵文化財の包蔵地分布調査、そして、2つ目としまして鉄器の保存処理委託補助金、3つ目としまして国分尼寺の発掘調査補助金、これら3種類の補助でございます。 204 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 205 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。  次に、61ページに、これは県支出金で、やはりホームヘルプサービス事業補助金等々がございます。国庫補助金等の考え方を伺いましたので、これも同様に理解してよろしいのかなと、そのように思います。これは質問項目に挙げてはおきましたが、先ほど国庫補助金のところで答弁いただきましたので、次に進みたいと思います。  63ページになります。教育費県補助金の中の社会教育費補助金の中で、これも新規事業ではないとは思いますが、一村一文化創造事業費補助金2分の1、250万が計上されております。これは当市ではどのような事業に使われているのか。歳入としてこれは計上されているんですが、内容についてお尋ねをしたいと思います。 206 ◯委員長(前島守雅君) 生涯学習課長・池田君。 207 ◯生涯学習課長(池田芳男君) お答え申し上げます。  一村一文化創造事業補助金でございますけれども、県の県単事業でございまして、地域固有の文化資源を生かした魅力ある地域づくりを進め、全県的な文化の風おこしを図るために、平成6年度から県内各市町村で実施されている事業でございまして、平成11年度が最終採択年度になってまいります。平成11年度、当石岡市としまして希望をいたしているところでございます。補助率が2分の1、補助限度額が250万円、補助期間が3年でございます。事業の目的でございますが、近年、文化のキーワードとしていました、地域づくりを進めている市町村が大変多くなっているわけですけれども、文化による地域づくり、その地域に住む住民の参加が必要になってくるわけですけれども、地域の文化資源を生かしました地域固有の文化を創造するために、地域の住民の参加によりますまちづくりを推進するというようなことを考えております。平成11年度考えております事業としましては、石岡の歴史に欠かすことのできない風土記をテーマにしました、官衙中心のシンポジウム等を開催したいというふうに現在考えているところでございます。  以上です。 208 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 209 ◯委員(小松美代子君) ちょっと誤解していましたようで。県の事業で平成11年度から石岡市としては初めて事業に取り組まれると、そのように……。よく明野町が、文化のまちづくりで、音楽のまちづくりというような形でやっておりますけれども、石岡市が歴史のシンポジウムということで取り組んでいくと。ぜひ市民の皆さんがたくさん参加して、成功するような事業にしていただきたいと、そのように思います。  それでは、次に参ります。歳出に移りまして、97ページになります。97ページの下の方なんですけど、市税の過誤納還付金というような形で計上されております。市民の方から、税金が納め過ぎていたと。指摘して戻ってきたときはそれなりに自分で誤りがわかってというようなことなんですけれども、これ、わからなかったらそのままどうなるのかというようなことで、行政に対する不信が一番大きくあらわれるのがこの部分じゃないかと思うんですが、2,520万というふうにこの還付金の金額が出されているわけですが、主に、どうしてこういうようなことが起きるのか、大きな要素だけで結構ですので、ご答弁をお願いしたいと思います。 210 ◯委員長(前島守雅君) 税務課長・川並君。 211 ◯税務課長(川並英二君) お答え申し上げます。  過誤納金につきましては、一番大きな要素としましては、法人住民税が挙げられるかと思います。法人住民税については、中間決算に行うものと、それから、予定納税ということで納められる場合があるわけなんですが、決算が終わった段階において、2カ月後に確定申告をやるわけなんですが、年度をまたがった場合は、6カ月前に中間決算、それから予定納税した額が確定によって税額が変更になると、こういうのが一番大きな過誤納金の問題になるかと思います。  以上です。 212 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 213 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。まあ、誤りというよりも、そういう仕組みの中でそういうことが起きるというふうに、大きな要素はそういう点だということで。  次に進みたいと思います。197ページです。先ほど来、学校の修繕・改築、そういったものの質疑がされておりますけれども、197ページの中ほどの学校管理運営経費の中の中ほどの、これは小学校費の建物修繕2,518万円、それから学校施設整備工事の2,960万円。これが、内容が、建物修繕の2,518万円についてお尋ねをしたいと思います。 214 ◯委員長(前島守雅君) 教育総務課長・芳藤君。 215 ◯教育総務課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。  建物修繕2,518万円のところでございますけれども、現在予定していますというか、そういうことでございますが、南小学校の1号棟の校舎の屋上防水の補修、それから、杉並小学校の1号棟の、やはり校舎の屋上防水の補修が大きなものとして予定をしております。  以上です。 216 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 217 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。  続きまして、ページの順に質問をさせていただきますので、まず、北小学校の整備事業。内容については、先ほどご答弁いただいておりますし、承知をしているところでございますが、私は、北小学校の現状、これは改修工事程度では済まされない状態に現在あると思っています。ベランダの部分は、ピンクで塗装された鉄骨で全部支えられています、1階、2階、3階。ですけれども、3階のベランダの部分から3階の庇が出ている部分があるんですが、それはもうすべてベランダのところに2本ぐらいの鉄骨でダーッと支えられているんですね。で、3階のテラスに上がって、この庇の部分を見ると、鉄筋がもう見えていますね。それで、このコンクリートが下に、直接プールとの間に、風化して落ちていくわけです。そこは子供たちがもう危なくて、とても通路として利用できないと、そういうようなことで、学校でもここの部分は危険だということでもう通さない。で、以前監査が入ったときに、もうこの校舎は建てかえなくてはいけないというようなことで監査が入ったと、そのように管理者が申しておりましたけれども、ただ、その後、阪神・淡路大震災のために老朽校舎の見直しがありまして、市内の小・中学校のほとんどが見直しの対象になってしまい、多くの人数を抱えた大きな学校から大規模な改修が実施されたと。で、北小は、本来はもう計画に入っていたのが取りやめになってしまって、阪神・淡路大震災のその後、取りやめになってしまって、現在あると。ベランダはもう全部支えられ、しかも、3階のテラスも鉄骨で、3階のベランダへ上がりますと、ベランダとは言えないんです。ただ鉄骨がずっと並んでいるだけですから。そういうようなことで、私は、これは、改修工事費は捨てるようなものであって、本来もう建てかえを計上する、そういうような建物ではないかと。非常に危険です。廊下を見ましても、階段の踊り場から天井を見ると、ひび割れ、それから、両脇の壁もひび割れが入っています。子供たちをこんな危険な校舎にこんな状態で置いていいのかと。実際に文教厚生委員会委員として学校をやっぱりみんなで視察しておく必要があったなと、つくづく思いましたけれども、私は、この点は、改修工事程度ではただ無駄金、塗装して補うような、そういう工事であってはならないと思います。その点について、予算は計上されておりますけれども、実際に現場をごらんになっているのかどうか、お伺いします。 218 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・久保田君。 219 ◯副参事施設担当(久保田宇清君) 北小学校の校舎の改修工事の件で、校舎の方を実際見ておるかどうかというようなことでしょうが、私ども、何度か参りまして、今おっしゃいました、壁が落ちそうなところ、あるいはひび割れがひどいというような実態は承知しております。先だって、委員さんから、耐震上どうなのかというようなことのご質問もあるんですが、その点に関しましては、従来、北小学校につきまして耐震調査を実施して、改修というようなことで計画はあったんですが、今回、予算の計上にもあるような形で補修をやっていこうというようなことに計上しました。 220 ◯委員長(前島守雅君) 教育次長・草間君。 221 ◯教育次長(草間 暁君) お答えを申し上げます。  ただいま担当副参事の方からご答弁申し上げましたけれども、現場につきましては、十分私どもの方でも承知してございます。ただ、今回の改修の内容で、クラック、そのほか欠損部、壁等々の補修も十分手当てをして考えてございます。また、建物につきましても、昭和49年建築の建物で、まだ耐用年数等から見ましても十分校舎として対応できる建物というような認識で、現在、改修という形で計画をしておるところでございます。  以上です。 222 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 223 ◯委員(小松美代子君) 確かに、北小は、昭和49年ということであれば、耐用年数としてはまだ、十分といいますか、建てかえの時期ではないかもしれませんが、昭和40年代の建物というのはきちんとされているかどうかというのは甚だ疑問だという、公共施設の中で昭和40年代の建物には相当手抜き工事があると、そういうようなことが言われております。まあ、十分に承知しているということですけれども、普通、鉄筋の部分が出るような、そういうことはコンクリートの建物ではまずあり得ないと。それが、鉄筋の部分がもう出ている。そういうことでは、昭和49年だからといった、そういう耐用年数にただ考えられるだけのものではないと、そういうふうに思いますので、これは十分に検討して、再考をしていただきたいと、そのように思います。  次に、201ページに移ります。中学校費の中で、やはり建物修繕費が1,654万円計上されております。この内容についてお尋ねをいたします。 224 ◯委員長(前島守雅君) 教育総務課長・芳藤君。 225 ◯教育総務課長(芳藤丈夫君) お答えいたします。  建物修繕1,654万円でございますけれども、この中で、主なものといたしまして考えているのが、城南中学校の校舎の南側の面の外壁の補修、それから、同じく城南中学校の武道館の屋上の防水補修、あと、石岡中学校の校舎の通路の屋上の防水補修を主なものとして考えております。  以上です。 226 ◯委員長(前島守雅君) 小松委員。 227 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。一般会計については、以上で質問を終わります。  それで、授産所特別会計に移りたいと思いますが、授産所特別会計については予算の内容とはちょっと違ってきますね。ちょっと一般質問みたいになりますので、授産所は後で伺わせていただいて、国民健康保険特別会計なんですが、この国民健康保険の特別会計は、私、運営協議会の委員でございまして、運営協議会の中で質問をさせていただいております。改めてまた……。質問が重複するのも担当者を煩わせることになりますので、一応質問は控えますけれども、3年連続の値上げの予算が計上されておりますことには、非常に遺憾であると申し上げたいと思います。また、短期保険証の発行、これ等も今回提案されておりましたので、その点についても非常に残念には思っております。まあ、運営協議会の中で質問はさせていただいておりますので、以上で私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 228 ◯委員長(前島守雅君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 229 ◯委員長(前島守雅君) ないようですので、本日の審査はこれをもって終了いたします。  次会は、明3月10日午前10時から、産業経済・建設委員会所管の審査を行います。  なお、産業経済・建設委員会所管の審査において質疑を予定されている委員は、明日の開議時刻までに事務局へその旨を通告されますよう、お願いいたします。  長時間ご審議ご苦労さまでございました。                   午後 3時18分閉会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...